イケメン
2026/03/14 11:00
CM業界に「キムタク旋風」再び!マクドナルドに続き今度は「吉野家」で“庶民に寄り添う”背景に思い出される「NHKを巡る記憶」
イケメン
2026/03/14 11:00
吉野家のブランドアンバサダーに就任した木村拓哉のテレビCM「オレと吉野家」篇と「オレと牛丼」篇が、3月14日から放送される。吉野家といえば、安価の牛丼をメインフードとした大手フランチャイズ店。木村は今後、「元気を、いただきますっ。」を新たなブランドメッセージに掲げた同社の広告、プロモーションなどに登場していく。
木村ら元ジャニーズ事務所(現、STARTO ENTERTAINMENT)に所属したタレントと吉野家の牛丼は、切っても切れない縁がある。ジャニーズJr.(現、ジュニア)として先輩のバックダンサーについていた10代のころ、東京・渋谷のNHKホールでおこなわれた番組収録、NHK局内で行なわれたダンスレッスン、コンサートリハーサルなどの現場に、必ずといっていいほど創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)から差し入れとして届けられていたからだ。ジュニアたちは各々で牛丼にかける紅しょうが、つゆをアレンジしていき、“味変牛丼”を仕事の合間にかき込んで食べるのが常だった。当然、木村もその実践者だった。
そのころ、牛丼と双璧だったジュニアたちの間食は、マクドナルドのハンバーガーだった。木村は、日本マクドナルドのテレビCMにも20年1月から出演していた(現在は終了)。バンズの下を親指と薬指、上を人差し指と中指で支えて食べる独特なジェスチャーは「キムタク持ち」と命名され、マネる人が続出。企業利益も上向き、CMに関する調査をおこなうCM総合研究所発表による「銘柄別CM好感度ランキング」で、同社最高位の6位につけた。ちなみに、同年のランキングでは同じく木村が起用された日産自動車の企業CMも、総合9位に入っている。
大手チェーンの牛丼とハンバーガーという2大国民食を、“天下のキムタク”がかぶりついたことで好感度はすこぶる高まった。「そこでとどまらないのが、キムタクがキムタクであるユエン」だと語るのは、古参の芸能ライター。さらにこう分析する。
「ここにきて、木村さんのCMの振り幅がすさまじいんです。三菱UFJ銀行のエムットでは、“エン”のある家族の長兄を演じていて、鉄板焼き屋でお好み焼を焼いたり、着ぐるみのアルバイトをはじめたりして、庶民に“成り下がって”いるかのようです。かと思えば、マイナビ転職のCMでは、『理想の上司ランキング』を狙っているのでは?と思えるほど完璧な社会人を熱演。一方で、株式会社ヨドコウのCMでは、映画さながらの激しい殺陣アクションを繰り広げて、“キムタクとしての本懐を遂げている”印象です。これほどの変動域に違和感がないのは、やはり改めて40年近くに渡る俳優歴の成せる業と言うべきでしょう」
天井知らずのキムタク無双。最新CMは、実在するマクドナルドで撮影されたという。聖地巡礼で、店にファンが殺到するのは必至だろう。
(北村ともこ)
スペシャル
Asa-Jo チョイス
