「ベールに包んでおいてほしい」鈴木おさむ氏が疑問視するドリカム中村正人の率直すぎる“売上報告”
元放送作家で実業家の鈴木おさむ氏が、4月12日放送のTOKYO FM「鈴木おさむ×古市憲寿『日曜夜に、こっそり』」に出演し、長年のファンであるDREAMS COME TRUEの発信スタイルについて言及した。
番組では平成から令和にかけての日本の音楽シーンにまつわる話題となり、鈴木氏は「ドリカムがすごい好きなんだけどさ、ある時から、中村さんがすごい発信するじゃないですか。ブログとかで。『今回、(新曲が)あんまり売れなかった』とか。ああいうのって、どうなんだろうね」と、ベースの中村正人による“売上報告”に対して複雑な思いがあると切り出した。
同じクリエイターとして、そしてドリカムファンの一人として、鈴木氏は「全部公開していくっていうスタイルは確かに気持ちは分かるんですけど、ドリカムとしては得なのかどうかっていうのは結構…」「中村さんがそういうことを公開するのはプロデューサーとしては新しいんだけど、俺はちょっと…ドリカムがすごい好きだから」と本音を語った。
これに対し社会学者の古市憲寿氏は、あまり発信活動をしないボーカルの吉田美和とは対照的に、中村がリーダーや会社の代表としての役割を全うしている可能性を指摘。それでも鈴木氏は「『今回の曲はあまりハネなかった』とか、そこはドリカムの作品なので。ベールに包んでおいてほしいなっていう…」と複雑な心境を漏らしている。
「中村は2021年10月に更新した『MASA BLOG』で新曲の売上について『ドリカムのCDを取り巻く状況は厳しくCDショップから返品となる前に是非。なんせワースト記録更新なもので』と綴り、不調が続いていると告白。『ブザマと言われようが、オワコンと言われようが、酷い言葉で罵られようが、全身全霊を込めて創り上げたDREAMS COME TRUEの作品を一枚でも届け1ダウンロードでもしてもらい1回転させるのがDCTentertainment代取会長兼社長である俺、中村正人の仕事』とも投稿し、売上へのストイックな姿勢と覚悟を見せています。また、1人でも多くのファンに曲を届けたいという気持ちは、『35年前に吉田美和、西川隆宏と出会ってからずっと変わらない』と強調し、熱い思いも書き連ねています」(エンタメ誌ライター)
一方で、そうした発信に賛否が集まっていることも認識しているようで、今回の鈴木氏の“苦言”から2日後の4月14日には、同ブログで「CD買って買って!と言うとまた怒られるので言いませんが、定価の金額を払いCDをご自分のものにしていただき、たくさん聞いてツアーに参加していただければ、その楽しさは何倍にも膨れ上がるということは言えると思われます。とほほほほ。」と投稿している。
今やCD売上は氷河期を迎えており、数字が伸び悩んでいるのはドリカムに限った話ではない。凄まじい勢いで日本のJ-POPを牽引し、神格化されてきた同バンドだからこそ、舞台裏を“見せすぎる”ことに不満を覚える人も少なくないのかもしれない。
(木村慎吾)
