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2026/03/22 18:00

50代から備えたい!“一歩先を行く”老後の計画「高齢期ジャーニーマップ」のリアル

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2026/03/22 18:00

40代になると自分の老後の暮らしが気になってくる頃ですが、不安を抱える人にオススメなのがライフプランを立てること。近年は、新たな考え方をもとに“一歩先を行く”老後の計画を立てることが注目されています。詳しくみていきましょう。

高齢者の未来計画を考える「ALP」とは?

 昨今、「ALP=アドバンスライフプランニング」が話題になっています。これは高齢者の資産管理や住まいに関する問題に焦点を当て、新たな考え方と仕組みとして構築する計画のことです。

 三井住友信託銀行が研究・推進しており、その活動に関連して2026年2月には東京大学高齢社会総合研究機構が「第2回ALPシンポジウム」を開催し、ALPの可能性なども含めた講演を行いました。

高齢期ジャーニーマップがリアル!

 先述の同シンポジウムに登壇したSOMPOインスティチュート・プラスの成瀬昂研究員は、「高齢期ジャーニーマップ」について解説していました。これは、いわば高齢期における人生の地図ともいえるものです。

 具体的には、高齢期に絶対に起きること、未来の小さな望みを3つ、未来から逆算してやるべきことを記入するそうです。50代から作り始めるのがオススメなんだとか。

高齢期ジャーニーマップの具体例

 高齢期ジャーニーマップの具体例として、「智美さん(仮名)の場合」を紹介。「備えない暮らし」と「備えた暮らし」の2パターンがあり、それぞれどんな老後生活になるのかがリアルに分かりました。

 備えない暮らしでは、物忘れや歩行機能の低下で認知症や転倒・骨折に見舞われ、最後は徘徊して施設入所の末に没。死後は子どもが事務手続きに奮闘するはめに……。

 一方、備える暮らしでは、膝が痛くなったものの玄関や歩行環境のリフォームにより外出を継続でき、友人や近隣との交流を保てました。また、在宅介護サービスを利用し、資産管理や死後事務もスムーズになっています。

 なるほど、計画的な備えとリフォームで豊かな老後生活になることが分かりますね。

ALPアドバイザーが高齢者をサポートする未来が間近に!

 ALPアドバイザーが高齢者をサポートする未来が間近になるかもしれません。同シンポジウムに登壇した三井住友信託の谷口佳充部長は、ALPアドバイザーについて次のように説明しました。

「当社の調査では、80歳までに人生を終わりたいと思っている人が多い中、日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳です。65歳から100歳まで35年以上もあり、2度目の人生があるのにもかかわらず、考えている人が少ない状況です。このような中、気付きを与えてくれるのが『ALPアドバイザー』です」

 ALPアドバイザーのアドバイスを受けて高齢期ジャーニーマップを描くと、想像がどんどん膨らむそう。考え・備える手順を傍で支えてくれる人がいることで、考えることが楽しくなってくるのだとか。

 2027年度にはALP協会が設立され、資格試験を開始するとのこと。50〜60代をはじめとした多くの人々にアドバイスをしてくれるALPアドバイザーは、今後、認知とニーズが高まってくるでしょう。近い将来、ALPアドバイザーに相談して、理想の老後を過ごすのは当たり前になっているかもしれませんよ。

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