「もう仕事は嫌だな」と感じたら……職場という戦場で役立つ“推し”の力
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月曜日の朝や連休明けのどんよりした空気に飲み込まれ、「仕事に行きたくない……」とため息をついていませんか?責任感だけで自分を突き動かすことには限界...
税理士補助ってご存じですか? 税理士事務所などで税理士をサポートするお仕事ですが、業務タスクや量が膨大で負荷が高いものの成長や収入アップはそれほど見込めず、将来のことを考えると不安が大きい職種といえるかもしれません。実態はどうなのでしょうか。
税理士補助として就労していた女性が社外CFO(最高財務責任者)という職種に転身して成功したエピソードなどをまとめた『社外CFOになって、たちまち年収1200万円を稼ぐ方法』という本があります。今回は、その著者で「中小専属CFO養成アカデミー」を主催する長友大典さんに、税理士補助について詳しく伺いました。
現場をよく知る長友さんは次のように語ります。
「税理士補助など会計補助の現場はとにかく業務量が多く、1人で30社以上を担当することも珍しくありません。顧客からの資料も必ずしも整っているとは限らず、私的な支出が混在していることもあって煩雑になりやすいところがあります。また、顧客からは『契約しているから何でもやってくれる』と期待され、業務範囲を超えた依頼が増えることも少なくありません。こうした状況の中で、『本当に顧客の役に立てているのだろうか?』と悩みながら働いている方も多いと考えます」
税理士補助などある程度の会計知識を持った人が、キャリアと収入アップを見込めるのが「社外CFO」です。なんだか高度な職種に聞こえますが、どんな仕事なのでしょうか。
「社外CFOは、会社組織が社外に『CFO(Chief Financial Officer)=最高財務責任者』を持つ形態です。CFOは会社のお金を管理しながら、社長の意思決定を支える経理部長代行のような存在です。社長が投資で悩んでいるときに、適切な判断ができるようお手伝いをしたり資金調達しやすいよう銀行に定期報告したりします」
高度な専門知識が求められそうですが、税理士補助でもなれるのでしょうか?
「CFOになるのに資格は不要です。財務に関する知識習得は必要ですが、日商簿記3級程度の基礎知識さえあれば実務経験がなくても十分に始められます。重要なのは、社長の聞き役に回れる有能なパートナーになれるかどうかにあります」
実際に、長友さんのアカデミー受講生の女性は、税理士補助から社外CFOに転身して成功したといいます。
「その女性は、税理士事務所で日々の処理業務に追われる中、『過去の数字を扱うだけで、本当に顧客の役に立っているのだろうか?』と疑問を感じていました。そこで社外CFOを目指して財務の視点を学び、投資判断や資金調達のアドバイスができるようになった結果、とある会社で高単価での契約を獲得。経営者から直接相談される存在となり、『ありがとう』と言われる機会が増えたことで、やりがいを実感できるようになりました」
税理士補助などの基本的な会計知識を持つ人たちにとって大いにチャンスのある社外CFO。収入アップはもちろん、仕事への満足度を高めるためにも挑戦してみてはいかがでしょうか。