サウジアラビアのサルマン国王が3月15日、離日した。サウジ国王の来日は実に46年ぶりとあって、各テレビ局はこぞって知られざる国サウジアラビアの特集を放送した。3月14日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)では、同国の文化を紹介。インターネットが解禁され、急速に普及したおかげで、日本文化が国民の間で浸透しているという話題が取り上げられていた。
「日本のアニメやゲームが超人気。国民的スポーツがサッカーということもあり、男性に人気なのが漫画の『キャプテン翼』で、女性には『ベルサイユのばら』だという。日本の男性アイドルが大人気という話題が振られ、MCの国分太一が嬉しそうに、『私たちTOKIOですか?』とツッコむと、答えは後輩グループの嵐だった。国分は自分たちでないことを知らされてガックリ。バツイチや既婚者の所属する平均年齢42歳のグループでも、いまだに現役アイドルを自認しているところが、いかにもジャニーズらしいね」(スポーツ紙記者)
嵐人気に火がついたのは、「花より男子」らしい。「花より男子」(TBS系)は、2005年に放送された同名漫画が原作のテレビドラマ。2年後に放送されたドラマ第2シリーズ「花より男子2(リターンズ)」も高視聴率で終了。翌年、映画「花より男子F(ファイナル)」が大ヒットした。貧乏女子学生が大富豪男子と恋をするシンデレラストーリーが受け、台湾、中国、韓国版が制作され、本家ドラマの主演を務めた嵐・松本潤にスポットライトが当たった。その結果、嵐の知名度がアップ、ファンが急増。ドラマが放送されたサウジアラビアでも、嵐人気上昇に一役買ったようだ。
「松本がウケたのは、あの眉毛くっきり、目鼻立ちの整った濃い顔と板についたツンデレ王子っぷりでは?」(芸能ライター)
今回の来日は1000人を超える王族や企業幹部を引き連れての来日だった。こぞって嵐グッズを爆買いし、ばらまきみやげにしたのだろうか?
(塩勢知央)