5月23日に放送された波瑠主演ドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)第6話の平均視聴率が11.5%と、過去最高をマークした。
新婚早々に不貞を犯す美都(波瑠)の夫・涼太を演じる東出昌大の猟奇的な様子が“平成の冬彦さん”と話題になっているのは周知のこと。視聴者も「リョウちゃんの乱、楽しみ~」などと、回を追うごとに壊れていく“怖いもの見たさ”的心理が働いているようだ。
それと同時に、ここにきて美都のゲスっぷりにも磨きがかかっている。視聴者からは「今日も美都のクズさに期待」「逆ギレで涼太を責める美都。おかしい!」「くそ女!!!」など、罵詈雑言の嵐が吹き荒れた。
第6話では、美都の不貞相手・有島(鈴木伸之)が妻から不貞を疑われ、美都に「別れよう」と切り出すのだが、美都は「夫から今のままの私でいいって言われた。だから、別れる必要はない」と、有島に告げる。
「“冬彦さん”でヒットした同局のドラマ『ずっとあなたが好きだった』は、佐野史郎演じる冬彦が、賀来千香子演じる妻・美和を愛するあまり、精神が壊れていく様を描いた。美和には愛する人がいたが、家の事情で冬彦と結婚させられている。それでも美和は、貞淑な妻であり続けます。そこが『あなそれ』とは大きく違うところです。美都が平然と不貞をはたらきまくるところが、平成っ子にウケるんでしょうね」(テレビ誌ライター)
視聴者は、今後の涼太の反撃に期待している。