活動休止を表明していた米アーティスト、レディー・ガガが12日(現地時間)、ツイッターで「線維筋痛症」を患い闘病していることを公表した。
線維筋痛症とは、全身や体の一部に強い痛みを伴う病気。疲労感や倦怠感、こわばり、睡眠障害、うつなどを併発することもある。原因は特定されていないが、脳の痛みを感じる機能に障害が起こり、必要以上に痛みを強く感じてしまうというのが有力な説だ。治療は痛みを取り除く対症療法が中心となる。
「ガガは8日、トロント国際映画祭(カナダ)で上映された自身のドキュメンタリー映画の会見の席で『しばらく休養する。どのくらいの期間かはわからない』と表明、このときは具体的な病名に言及していなかった。ただ映画の中では、注射を受けるなどして、ガガが病気による痛みに耐えながら音楽活動を続けるシーンが収録されています。休養前の、渾身の作品ともいえるでしょう」(映画関係のライター)
心配される病状だが、会見では「創作活動をしないという意味ではない」と、将来的には音楽活動を再開することをにおわせており、ファンもひと安心といったところだろう。
ガガの罹患によってアメリカでは「線維筋痛症」という病気の認知度が高まったが、じつは日本の芸能界にも同じ病気で苦しんでいた女優がいた。
「広田レオナです。2005年に発売された『婦人公論』で、広田は娘を出産後、約4年間、ほぼ寝たきり状態だったことを告白しています。その原因が線維筋痛症だったといいます」(女性誌ライター)
現在、広田は芸能事務所の代表を務めるほか、女優としても活動。かつて大病に冒されていたとは思えないほどの活躍ぶりだ。ガガには、1日も早く快癒してもらいたい。