ちょうど一ヵ月前の賞賛が嘘のように批判の嵐だ。
浜崎あゆみが17日に予定されていた全国ライブツアーの仙台公演を、体調不良によるドクターストップで急遽中止した。過労による急性気管支炎という診断内容だったが、公演中止が発表されたのは開演の数十分前とのことで、当日の公演に参加予定だったファンの多くがすでに会場入りし、ステージ上にて、スタッフからその旨を伝えられたという。
浜崎は翌18日にインスタグラムを更新、「自己管理を含めてのプロです。何の言い訳もありません。皆様からの叱咤激励の言葉全て胸に刻みます」と綴ったが、「なんでもっと早くいってくれなかったの?」「正直、今回の対応にはドン引きです」「新幹線でわざわざ仙台まで来たのに…ひどい」などの批判が相次ぎ、当日中にコメント欄を閉鎖。ところが21日の千葉公演前に更新したツイッターに、「倒れたなら強く立ち上がればいい。壊れたなら創り直せばいい。ダメだったらならやり直せばいい。行くぜー千葉っっっ」と綴ったことで、再び一部ファンの怒りを買い、火に油を注ぐ結果となった。
「浜崎といえば、先月22日に予定されていた神戸公演は台風の影響で急遽公演が中止となっていますが、その際はサプライズでグッズ売り場に姿を現し、ファンと交流をとったことが神対応と称賛されました。それからわずか1ヵ月で、ここまで評価がひっくり返るのですから、本人もビックリでしょう。浜崎には過去にも、体調不良を押してステージに立つほど、ライブに来てくれるファンを大切にしている。今回も本人はギリギリまで出る方向だったのでしょうが、ドクターストップには逆らえなかったようです。ただし、遠方から来るファンのことを考えれば、もっと早く中止を告知するべきでした。振替公演が用意されるにしろ、チケットが払い戻されるにしろ、交通費や宿泊費はファン負担になるわけですから」(エンタメ誌ライター)
体調不良に加えて、メンタルもやられてしまうことがなければいいのだが…。
(田中康)