10日に放送された情報番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)にタレントの藤田ニコルが出演。飲食店をネット上で誹謗中傷した市議に苦言を呈した。
自民党に所属する石川県加賀市の乾浩人市議がコミュニティーサイトで市内の飲食店を中傷する投稿をしたとして、小松簡易裁判所は罰金30万円の略式命令を出した。番組では「客の料理にツバ入れるから食えない」「ゴキブリ店主がゴキブリ入り料理出す」「店にはネズミの死骸やゴキブリ」など乾市議がネットに書き込んだ投稿を紹介。
この書き込みに対し、藤田は「こんな幼稚な書き込み、私もネットとツイッターに書くのは中二で終わっているんですよ。中二までですよ、それやっていいのは」とバッサリ。続けて「(ネットに書いても)さすがにバレるじゃないですか。それを知らないのは、ダサいなーって思っちゃう」と締めくくった。
番組を観ていた人からは「47歳の立派な市議が19歳のタレントに“中二”扱いされるのって、どうなの?」「にこるんですら幼稚な書き込みは中二で卒業しているのに……」「にこるんの意見は正論。意外と言っていることはいつも正しい」などと藤田は賞賛された。
「藤田はまだ19歳ですが、発言は大人顔負け。7月23日に放送されたバラエティ番組『もんくもん19』(読売テレビ)に出演したときもそうでした。番組では、健康のために真夏でも常温の水を飲むことを自慢するなど、ちょっとムカつく“意識高い系”を取り上げ、おもしろおかしく伝えていました。番組出演者らが“自慢したい”など意識高い系の心理を批判的に分析しているさなか、藤田は『みんなが大人になって温かい気持ちになれば、全部解決するハナシ』と、鼻につく意識高い系でもみんなが優しい目で見れば問題ないと、ひと言でまとめたのです」(テレビ誌記者)
加賀市議とは大違いの大人のにこるん。将来は国会議員にでもなって、日本を立て直してはくれまいか。
(石田英明)