ある女性向け掲示板で、47歳のわりと美人の女性が投稿していた「いまだに結婚できていない」という悩みに対し、「心のキレイは、顔や全身に出る。それがわかってないから」という、ちょっと気になる意見が出ていました。わりとよく聞く言葉ではありますが、“心のキレイ”って一体どういうことなのでしょう?
心理カウンセラーの小池 能里子さんの著書「50歳からのどんどんキレイになる『心』と『体』の美レッスン」(三笠書房刊)によると、日々不平不満ばかり言っている人には「毎日、5つ以上、ちょっと幸せに感じたこと、うれしかったこと、ありがたかったこと、得したことなどを書き出すように」と指導しているのだとか。加えて、「いいことなんて一つもない」と言う人には、「事故や病気、天災に遭わずに無事に過ごせた、それだけでも幸せではないか」と言い聞かせると、その人に心の変化が! 身近な当たり前のことが、「ありがたい」「感謝できる」と感じるように変わったそうですよ。
また、イライラして心が汚くなりがちなときは、ランニングをするのも“アリ”のようです。医師の石原新菜さんの著書「女のキレイは30分でつくれる」(マキノ出版刊)によると、子育てでいっぱいいっぱいでイライラしてどうしようもなかったとき、たった30分、一人で走っただけで冷静になれたのだとか。ちょっとした運動でリフレッシュすることも、心をキレイにする方法の一つといえそうですね。