KinKi Kids・堂本光一にとって今年2作目となるミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」が8月29日、東京・帝国劇場で幕を下ろした。続いては大阪・梅田芸術劇場公演が9月18日からスタートする。同作にはダンサーとして、光一の後輩グループの姉が出演しているという。ステージ関係者に話を聞いた。
「それは知念紗耶。Hey!Say!JUMPの知念侑李の姉です。彼女は3歳で器械体操、5歳でジャズダンスを始め、アクロバットのキレの良さには定評があります。現在は、女性アクロバットダンスカンパニー『G-Rockets』のメンバー。出演作品も、サンリオのファミリーミュージカルや舞台『真田十勇士』、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』『黒執事~NOAH’S ARK CIRCUS~』と数多い本格派です」
そもそも知念家には偉大なるDNAが受け継がれている。父の孝さんは、バルセロナ五輪(92年)の男子体操銅メダリスト。母はジャズダンスの先生だ。そのため、幼い姉弟はしょっちゅう父の練習場を訪れては、体操に慣れ親しんでいた。
「しかも2人は同じダンス教室に通って、シンメで踊っていたといいます。子どもながらも、相手のいいところを盗もうと、負けず嫌いなところを発揮していたとか。お母さんが嵐の櫻井翔の大ファンだったことから知念もライブに行き、気がつけば大野智の虜に。お姉さんがダンスで生きていこうと決めたころ、弟はジャニーズアイドルになりたいと夢見たそうです」(アイドル誌ライター)
紗耶さんは、今年3月に結婚。ダンサーとしては現役で、来年1月15日に幕を開けるミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』にフレック役で出演することが決定している。
舞台人として刺激しあう姉と弟。JUMPの中でも知念のアクロバットが抜きんでている理由は、こんなところにもありそうだ。
(北村ともこ)