11月28日に放送された音楽特番「ベストアーティスト2018」(日本テレビ系)に、ジャニーズグループ・King & Princeが出演した。同グループのメンバー・岩橋玄樹は、パニック障害の治療に専念するため、11月初旬から休養している。
「岩橋の休業後、キンプリが5人で歌番組に出演するのは、同番組が初となりました。今回はまず番組の冒頭でセカンドシングル『Memorial』を歌唱後、番組の中盤ではデビュー曲『シンデレラガール』を披露。そんな中、メンバーは、岩橋の立ち位置であるポジションを空けながらパフォーマンスを行ったため、ファンからは『泣ける!』と感動の声が多く飛び交いました」(テレビ誌記者)
休養するメンバーへの愛情を舞台上で表現したキンプリ。しかし今回、そんな感動のパフォーマンスに水を差すかのような演出が行われたという。
「キンプリは今回、今年大ヒットした映画『カメラを止めるな!』の演者や監督とコラボしました。しかし冒頭、司会者から『(同映画を)見ましたか?』との質問が飛ぶも、メンバーは誰1人として見ておらず、かなり微妙な空気に…。さらに歌が始まってからも、手持ちカメラを用いた映画の中の演出でそのまま撮影され、途中、何度も演者が割り込むという流れだったため、ジャニーズファンの怒りが爆発。SNSでは、『普通に見たいのに、カメラが動きまくって酔うんだけど!』『途中で何度も入ってくるおじさん誰?』『キンプリを見せろ!カメラを止めろ!』と批判が殺到。また『カメラを止めるな!』に熱狂した映画ファンも、ジャニーズアイドルにはあまり興味がないですから、終わってみれば誰も得しないコラボとなりました」(前出・テレビ誌記者)
もちろん「カメラを止めるな!」の監督や演者に罪はなく、彼らは日テレの演出に従っただけなのだろう。2組は2018年のエンタメを席巻したということで、今回の企画が実行されたのかもしれないが、結果的に強引なコラボとなってしまったようだ。