テレビ朝日の看板ドラマとなった水谷豊主演「相棒」。season17も好調で、第8話までの平均視聴率は15.4%。今年放映されたドラマでは、1月期の松本潤主演「99.9‐刑事専門弁護士‐SEASONII」(TBS系)の17.6%、木村拓哉主演「BG~身辺警護人~」の15.2%、そして今季の米倉涼子主演「リーガルV」の第7話までの15.6%(ともにテレビ朝日系)と数字を競っている。
そんな中、11月28日に放送された第7話に、相棒ファンがざわついている。
この日は、1匹の亀を見かけた杉下右京(水谷)がその後を追うと、ホームレスが頭部から血を流して倒れていた。その人を助け、杉下は特命係の部屋で亀を保護する。そこに、捜査一課の伊丹(川原和久)が現れ「特命係の『亀』!」と叫んだ。そう、初代相棒の亀山薫(寺脇康文)に対して呼びかけた懐かしのセリフだ。
このシーンに「亀と言えば亀山」「懐かし~」「このセリフが聞けたらもう今日の回満足だわ」「亀山くんネタきたー」「特命係に亀ちゃん復活!」など視聴者を歓喜させた。さらに「今後のフラグかな? と淡い期待」など、亀山出演を望む声もあった。
「亀山復活の期待が高まったのは、第7話の“亀”登場だけではありません。12月5日の第8話放送前の月曜と火曜に再放送された『相棒』が、『レベル4~前篇』『レベル4~後篇・薫最後の事件』だったからです。これは、タイトル通り杉下と亀山最後の回でした。これまでも『相棒』には、以前に出演した人が再登場する前に、再放送でその人物が出ていた回を放送していますからね」(テレビ誌記者)
同ドラマの公式HPの人物相関図にも、亀山の名があるだけに、再登場を望む声は大きくなったようだ。