元タレントの坂口杏里が2月21日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、元交際相手であるお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二へ怒りの反撃を繰り広げている。
右手の薬指と小指の骨折を報告し、痛々しい写真も公開していた坂口だが、気分を害する出来事は他にもあったようで、「ニュースにもなってますがこんな骨折、手術、入院、でメンタル弱ってる時に元カノにエールとかなんか笑いのネタに散々使われていい気してなかったし。聞くマスコミもどうかとおもいますが。だからマスコミ嫌いだわ。人の気持ちなんて考えない部分、どうかしてるわ」とツイート。“小峠英二”の個人名こそ挙げていないものの、先日に都内でのCM発表会見で坂口の芸能界復帰について“頑張りゃいいんじゃないですか?”と言及していた小峠による発言や、彼にコメントを求めたマスコミのやり方がお気に召さなかったようだ。
すると坂口は「彼は世間から好感度あるみたいですが、墓場まで持って行くつもりでしたが、この何年もネタにされ、堪忍袋の尾が切れました」(※原文ママ)と切り出し、「彼は付き合っていた頃、女を家に入れて不貞してました。もう坂口杏里のことはネタにしないでください」と二股の被害を受けていたことを暴露。好感度の高い芸人として知られる小峠への反撃を敢行するも、世間から帰ってきたレスポンスは本人の予想に反する辛口なものだった。
「本当に小峠から不貞をされていたのであれば、坂口への同情票がある程度集まってもおかしくはないですし、本人もそれが狙いだったのでしょう。しかし、ネット上には『人の批判をする事で、自分の評価も落ちる事も理解した上で発信した方が良い』『別れてから元彼のことを言わない方が良い』との指摘が続々と寄せられ、中には『それが事実だとしても小峠さんの好感度の良さはそのままでしょう』『小峠さん、変なのと付き合っちゃったね』といった酷なコメントもありました。坂口はここ何年も小峠からイジりの対象とされ、堪忍袋の緒が切れたと怒っていますが、すでに人気芸人としての実績を持ち、賞レースでもその実力が証明されている小峠には、夜の世界のイメージが強い彼女をテレビでネタにするメリットはあまり無いですし、彼が自分からネタにしたことはほぼ皆無でしょう。この辺りの認識のズレが、坂口に世間からの擁護が集まらない原因かもしれません」(テレビ誌ライター)
すでに芸能界での定位置を確保し活躍している小峠と、夜のビジネスからの脱却と芸能界への復帰を画策しているとされる坂口。“もう坂口杏里のことはネタにしないで”との要望は、どちらかといえば小峠にとってのものであり、坂口自身にとっては、芸能界への唯一の“通行手形”と思えるのだが果たして…。
(木村慎吾)