4月1日からスタートする広瀬すず主演のNHK朝ドラ「なつぞら」のオープニングが、異例の全編アニメーションとなることがわかった。同ドラマでは、アニメ業界が描かれるという。
「『なつぞら』は、広瀬演じる主人公が北海道から上京し、草創期のアニメ業界で働く姿を描くドラマです。本編では『北海道・十勝編』『東京・新宿編』の後、アニメスタジオ“東洋動画”が舞台となる『アニメーション編』が展開されることになっており、OPも実写ではなくアニメ映像となったようです」(テレビ誌記者)
同ドラマは、アニメーターの奥山玲子氏をモデルとした作品と言われており、彼女が勤めていた東映動画(現:東映アニメーション)も“東洋動画”として本編に登場する。
そのため、同アニメ会社で働いていた宮崎駿氏など、伝説のアニメーターをモデルとした人物も登場する可能性が高いという。
「今回、キャストとして発表された染谷将太が宮崎監督のモデルを演じるのではないかと噂されています。彼の役どころは、抜群の画力を兼ね備え、歯に衣着せぬ物言いで周囲を圧倒しながら、既成概念にとらわれない発想でアニメ表現を革新していくというもの。これが監督を彷彿とさせるとして『これ絶対、宮崎駿だろ』『普段、朝ドラ見ないけど、若き日の監督が描かれるのなら見たい!』『染谷将太、四角いメガネをかけたら宮崎駿っぽいかも』と期待する声があがっています」(前出・テレビ誌記者)
他にも高畑勲氏のモデルを、中川大志が演じるとドラマファンの間では噂されている。ドラマはフィクションなので実名では登場しないものの、内容によってはSNSを騒がすことになりそうだ。