中居正広とKis-My-Ft2といえば、信頼抜群の師弟関係にある。SMAPとキスマイが同じマネージャーだったことから、キスマイが歌手デビューした12年からグッと距離を縮めた。派生ユニットの舞祭組を中居がプロデュースしたのもその縁。SMAP解散後も、良き関係は続いている。
昨年のクリスマス・イブからクリスマスにかけて放送されたニッポン放送の24時間生ラジオ「第44回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に、キスマイが初めてメインナビゲーターに抜てきされたが、本番中に中居がサプライズ乱入。メンバーと同じ姓の艶系女優が出演している“大人なDVD”をプレゼントしている。
エッジがきいた中居の土産品とあって、メンバーは捨てるに捨てられない。大事にしているというが、保管に困っているという。
「北山宏光の場合は、お母さんが自宅の掃除に来たときに発見しちゃったらしく、中身が見えない色付きのゴミ袋をそっと渡されたそうです(笑)。彼は学生時代にサッカーをやっていたので、年頃の時期には仲間で艶本やDVDを貸し合い、お母さんは何度も部屋で見つけていたので慣れている。おもしろいのは、そのときもやはり、色が付いたゴミ袋を渡されていることです」(芸能関係者)
北山はひとりっ子のため、本を隠す場所に工夫を凝らすという知恵がなかった。そんなメンバー最年長に反して、アニメオタクで知られる宮田俊哉の場合は、姉と弟がいる。見つけた母は慣れた感じだったとか。
「みやっちは玉森裕太とキスマイになる前から大の仲良し。中学時代から、互いの実家を行き来していました。みやっちが艶系のDVDなどを隠していたのは、勉強机のいちばん下の大きめの引き出し。玉森が泊まりに来たとき、それを出したままにしていると、翌朝お母さんから、『あら、お宝いっぱい隠してたのね』と言われたそうです」(前出・芸能関係者)
宮田はマザコンを公言するほど、お母さんが大好き。今でも誕生日やクリスマスをともに過ごし、プレゼントを欠かさない。2人で出かけることも珍しくない。しょっちゅう宮田がひとりで住むマンションに遊びに来ては、掃除をしてくれる。中居はそんな宮田の“ママトーク”が大好き。それが、キスマイをかわいがっている理由のひとつでもある。
宮田は現在、倉本聰・作のドラマ「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日系)に出演中。キスマイはニューアルバム「FREE HUGS!」を引っさげて、5月6日の東京ドームからドームツアーをスタートさせる。
ドームクラスの会場を満員にするジャニーズグループにおいて、艶系DVDの所持を堂々と語れるキスマイは貴重な存在。中居のお眼鏡にかなっただけのことはあるのかも。
(北村ともこ)