お笑いコンビ・TKOの木下隆行が10月29日放送の「ロンドンハーツ」（テレビ朝日系）に出演し、後輩の安田大サーカス・団長からその傍若無人ぶりを明かされている。
この日の企画は芸人間の親密さを裏取りする「相思相愛 ウラ取りGP」で、木下は自身が「可愛がっている後輩」の1位に同じ事務所の団長を挙げるも、団長の「慕っている先輩」1位には皮肉にも木下の相方である木本武宏が選ばれ、肝心の木下は9位に位置付けるという結果になり、残念ながら相思相愛とは程遠いものとなってしまった。
木下といえば、先輩のよゐこ・濱口優の結婚パーティーで幹事を務めた際、後輩たちから集めた会費を“ネコババ”した疑惑をかけられ、それを追求したオジンオズボーンの篠宮暁へ水の入ったペットボトルを顔面に投げつける暴挙があったことが発覚。他にも安田大サーカス・クロちゃんへ土下座を強要した過去などが報じられ、世間からの印象は悪化の一途を辿っていたが、木下から“最も可愛がられている”団長もまた被害者の1人だったようだ。
団長は同番組のVTRにて、「（木下には）お世話になってはいるんですけど、めちゃくちゃ世話もしている」と切り出すと、木下が引っ越しをする際には業者なしで荷物を全て運ばされたことがあると告白。さらに「（木下が）トイレで大きい方をする時、一人で行くのが嫌なんです、あの人。トイレに一緒に行かされて、横で扉を開けたまま直で喋らされる」と衝撃のパワハラ被害を暴露している。
「こうした一連の団長による告白に対し、加害者である木下は『反省してるのは、当時自分は面白いと思っていたんやろな。それが嫌がっていたと知ってびっくりしている』と釈明しましたが、トイレで排便する姿を見せられる行為が“面白い”はずはないですし、引っ越し作業についても芸能人であれば荷物の量は相当なものでしょう。少し考えれば後輩がどのような心情かは分かるかと思いますが、“自分は面白いと思っていたが、相手が嫌がっていたと知って驚いた”という言葉は、いじめをしている側の典型的な論法であり、連日のようにワイドショーを騒がせる神戸の小学校で同僚教師をいじめていた主犯格の女性教師による謝罪文を彷彿とさせることから、『神戸のイジメ教師と同じやん』『自分は面白いと思ってやっていた、というのはいじめをする奴に一番多い言い訳』『イジメ教師の首謀者の女教師も同じようなこと言ってましたな』『排便姿を他人に見せるとか、苦痛でしかない』などとネットでは猛批判が集まっています。週刊誌報道による木下の横暴な態度は本当だったのかと驚く声も多いですね」（テレビ誌ライター）
また、木下は番組内で団長との過去のエピソードとして、「頼んでもないのに団長はデビュー当時からTKOの運転手をしてくれた」とその“強い絆”を強調していたが、ここまでくれば、このエピソードにも疑いの目を向けたくなるのだが果たして…？
（木村慎吾）
