日本食には欠かせない調味料の「醤油」。実は、いろんな種類があるって知っていましたか? JAS規格による分類では、「濃口醤油」「薄口醤油」「たまり醤油」「再仕込み醤油」「白醤油」の5種類があるそうです。ちなみに、九州などで多く使われている地醤油「甘口醤油」は、「濃口醤油」に甘味料を加えたものなんだとか。
その濃口醤油は、流通量8割を超える、日本で一番の一般的な醤油です。用途もオールマイティで、料理、卓上調味料、どちらにも使えます。そして、関西でよく使われる薄口醤油は、色は薄めですが塩分は濃口醤油よりも高め。野菜の煮物など、素材の味や色を生かす料理にオススメですよ。
また、たまり醤油は、ほぼ大豆だけで作られていて、濃厚でうまみ成分がたっぷり。照り焼きや焼きおにぎり、せんべいの焼きダレにも使われています。再仕込みしょうゆは、ドロッとしていて刺身に合います。白醤油は、色がつかないので炊き込みご飯、お吸い物、茶わん蒸しなどによく使われます。甘口醤油は、卵かけご飯や白身の刺身と相性抜群。バニラアイスにかけるという食べ方も!
いかがでしたか? 一口に「醤油」といってもいろいろあるんですね。ぜひ、いろんな醤油を試してみてください。