俳優の福山雅治が自身のインスタグラムで公開した写真が、一部のカメラファンをざわつかせている。その写真は6月6日に公開された3枚のうちの1枚。福山がカメラを構えているショットだ。コメント欄にはファンからの「どんなポーズも素敵」「かっこいい」と絶賛の声ばかりだが、見る人が見れば斬新な1枚だという。
「福山さんはクラシカルなカメラを縦にして構え、頭を横に傾けてファインダーをのぞき込んでいます。つまりカメラと頭を横にして縦アングルで撮影しているわけです。こういう撮り方はあまりしません。縦アングルで写真を撮る際は、カメラを縦にして頭はそのままというのが一般的。被写体が横になっているのであればそういうケースもありますが、福山さんの場合はクセなのかもしれませんね」(週刊誌カメラマン)
そのクセは、以前にも垣間見られていたという。
「シドニー五輪の時です。福山さんはテレビ朝日のオフィシャルカメラマンを務めました。現場では彼の横にアドバイザーのカメラマンがいて、アングルや絞りをあれこれ指示していたんです。その時、アドバイザーがカメラを縦にすると、福山さんは頭を倒してファインダーをのぞき込んでいたんです。ちょっと不思議な光景でしたね」(スポーツカメラマン)
いまやその腕はプロ級ともいわれる福山のカメラ技術。その感性は、こうした独特のクセから生み出されているのかもしれない。