4月13日スタートのドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)で主演を務めるのが嵐の大野智だ。
大野は毎日のドラマ撮影と並行しながら、番宣のために同局のさまざまなバラエティ番組に奔走。同作への強い意気込みをにじませている。
そんななか、興味深かったのは4月4日に放送された「しゃべくり007 最強ゲスト集結!春の2時間スペシャル」での大野の発言だ。普段から嵐の番組内で“発言が少ない”ことを指摘されると、大野は「4人もいるからいいかと思って人任せにしてしまう」と、どこまで本気かわからないいつもの大野節を披露したのだった。
「今回のドラマで初共演する波留も『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト出演した際に、大野のことを『無の人』と評しています。その理由を波留は『ムッとしているのかと思ったら、実は“無”の人で、特に何も考えていない人だとわかったから』と説明し、『そういう人だと気付くのに3日くらいかかった』と語っていました」(テレビ誌記者)
視聴者のなかには、普段の大野の振る舞いに対し「一見、ぼーっとした無のイメージ」を第一印象に持つ人も多いかもしれない。しかし、ジャニーズに詳しい芸能記者によれば、「大野はいい意味での無の人」だと話す。
「(前述の)番組で大野は、自身の立場を“リーダーはあだ名”と卑下して話していましたが、実際はメンバーの誰もが認めるリーダーたるべき存在。嵐のなかで一番歌もダンスも上手く、そのうえ振り付けまでできる。また、手先も器用なうえ芸術的才能も高く、その腕前は個展を開くほどの実力。あえて前には出ないけれど、実は“何でもできてしまう”。この『無』のギャップに気がついた時、ファンは大野にどっぷりとハマってしまうんです」
きっと、波留が気づいた大野の「無」も同様。だからこそ、二人は初対面ながら短い期間で信頼関係を築くことができたのではなかろうか。その洞察力たるや、さすが女優といえそうだ。
(琴葉)