女優・篠原涼子が主演を務めるドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ系)の最終回が8月5日に放送され、世帯平均視聴率は12.6%で全8話2ケタ視聴率を記録した。
一匹狼のスーパー派遣社員・大前春子(篠原)が、13年ぶりに大手総合食品商社S&Fに復帰して会社を立て直すこのドラマ。最終回では、盟友・里中課長(小泉孝太郎)が人生を賭けたコンビニプロジェクトで、社長の反対を押し切ってもレジ横でフジフライを売ることを決意。里中のために、春子は夜中にこっそり社食でアジフライを用意。ところが警備のドローンに見つかり、派遣切りに遭うといった波乱の展開だった。
しかし、ラストに思わぬサプライズ。派遣切りに遭って1年後、独立した里中がオープンしたお店に春子が、オープニングゲストとして登場。長年の夢を叶え、着物姿の演歌歌手・龍前寺アキ子として現れ、「アジフライ慕情」を歌うのだった。
「この展開に、ネット上では『まさか演歌歌手が夢だったとは』『芸名は水前寺清子からのインスパイアよね』といった声のほかに、“大前春子ロス”を訴えるコメント、スペシャルドラマやシーズン3を期待する意見も多数書き込まれています。大泉洋演じる東海林武と小泉孝太郎演じる里中賢介の『恋の三角関係』の行方も気になるところですが、肝心の春子が夢を叶えてしまった今、続編は難しいのではないでしょうか」(女性誌記者)
またぜひ、スーパーな活躍を見せてほしいところだが、果たして。
(窪田史朗)