俳優の小出恵介が8月21日、インスタグラムを更新。芸能活動の再開を報告したが、無事、復活となるのか。
小出は「皆様の目にふたたび触れる事を夢見自己と向き合ってきたこの3年間も変わらずご声援メッセージ頂けたファンの皆様へ今一度心より感謝いたします」「再び歩みを始められる機会をいただきました事に心より感謝をしまた表現を通し皆様にお会いできる事を何より楽しみにしています」と感謝と抱負を綴った。
新しく所属した事務所の公式サイトでは「深い反省と、自分自身を見つめ直す3年間を経て、再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。
小出は2017年5月、当時17歳の未成年女性と飲酒し不適切な関係を持ったとして活動を停止。その後、所属事務所との契約が終了し、渡米していた。公式サイトの発表では来春公開予定の映画「女たち」への出演が決定し、日本での芸能活動復帰も着々と進んでいるようだ。
この発表に、ネット上では「カムバック出来たことを心から祝福したい」「良い勉強になったと思う。教訓としてほしい」「失敗から学んだこともあるはず」「あの事件に関しては思うところあるけどもう十分でしょ。これからに期待!」と激励の声が多いことを、一部メディアが伝えている。
■中尾彬も「いい気になってた」
「小出の活動再開発表の前に、山下智久による17歳女子高生モデルの“お持ち帰り”報道がありました。こちらは“一定期間の活動休止”という甘い処分が下ったことから、結果的に山下のスキャンダルが皮肉にも、小出復帰の後押しになった面もあるでしょう。山下の処分と比較して『3年の経てばもう十分ででしょ』という雰囲気が世間的に醸成されつつあるったのは確かです」(芸能記者)
ところが、騒動は風化しても、小出自身の評判に死角があると、芸能記者は続ける。
「芸能界での印象を変えるのは大変でしょう。17年に小出の無期限謹慎が発表された際、バラエティ番組『バイキング』でコメンテーターを務める中尾彬はドラマ『ROOKIES』で大人気だった小出を『いい気になってた』としたうえで、『挨拶しない3人のうちの1人だった』と明かしていました。小出のこうした態度については、20年近く先輩にあたるあるお笑い芸人が『小出恵介ってやつは生意気だね。こっちが“おはようございます”って言っても返事もしねぇ!』と怒っていたのを耳にしたことがあります。とりわけ酒癖の悪さは有名で、未成年女性との不適切行為も酒がらみでしたが、17年の事件直後にトレンディエンジェルの斎藤司が番組で、『なんとなく聞いてたんですね、お酒が入るとこうなっちゃう』と後輩が酒席で小出から芸を強要されたと暴露。翌18年には、謹慎中にもかかわらず、深夜にはしご酒をしていたことを『フライデー』に報じられています。ほかにも、飲み始めたら歯止めが効かない、酔ったまま道路に寝転がったなど、彼の酒癖エピソードは枚挙に暇がありません。ここまで業界に広がっている悪評を覆すのは容易ではないでしょう。それ以前に、理性をなくすまで酔って、また過ちをおかさなければいいのですが」(芸能記者)
せっかくのセカンドチャンスが、セカンドミステイクになりませんように。
(石田英明)