女優の松本まりかが10月22日に発売された「MAQUIA(マキア)」12月号に登場。9月12日に放送された音楽番組「THE MUSIC DAY」(日本テレビ)出演時の心境を語った。
インタビューの前日に「THE MUSIC DAY」に出演したという松本。奇しくもその日は誕生日だったが、生放送の歌番組に出演はしたものの緊張で思うように歌えなかった悔しさから楽屋に帰って号泣したという。
「松本が披露したのはテレサ・テンの『愛人』です。特徴的なハスキーボイスで懸命に歌う姿は儚くもあり魅惑的との声が視聴者からあがりました。確かにところどころ音を外す場面はありましたが、まさか楽屋で号泣していたとは」(芸能記者)
インタビューでは「無謀な挑戦だというのはわかっていました。でも、この一カ月撮影以外の全ての時間をボイトレに捧げたことが財産だし、歌手でもない私が錚々(そうそう)たる顔ぶれの中で生歌を披露して恥をかいたことに意味がある」と明かし、続けて「いい時に、誰もやらないことをやって恥部を晒す。ダメな部分も含めて、いろんな顔を知ってもらいたい」と告白し、歌が苦手でも敢えてチャレンジしたことを明らかにしている。
その覚悟が画面越しに伝わったのか、ネットでは《あざといとはまた違って、猛々しい野心。恥ずかしい部分を晒し続ける覚悟が好きです》《一生懸命チャレンジし、画面越しに震えが伝わるほど緊張しながらも最後まで歌われていてとてもご立派でした!》《女優さんも普通にそこそこ歌える方が多い中、確かにアレは酷かった。でも緊張感半端なくて、頑張ってるのは伝わりましたよ!》と歌声については厳しい評価ながら、全体的には好評価という意見が多数だった。
「実は松本はテレビゲーム『ファイナルファンタジーX』やアニメ『蒼穹のファフナー』などでも声優として参加しながら自身のキャラクターソングで歌を担当していた過去があります。インスタグラムでも語っていますが、歌は苦手なだけで歌うこと自体は大好きなようですね」(前出・芸能記者)
「歌番組への出演を断る松本を強引に出演させた」との紹介があったが、松本のチャレンジは多くの視聴者の心を打ったようだ。
(柏原廉)