今や、誰もがグローバルに活躍できる時代。とくに、日本人には世界に誇れる“強み”があるようです。
例えば、「時間に正確」であることはそのひとつです。毎日当たり前のように行っていますが、大半の人は遅刻せずに出社して仕事をしていますよね。納期などの約束事も大切に守られます。
元国連職員で参議院議員の田島麻衣子さんの著書「世界で働く人になる!」(アルク刊)によれば、この当たり前の習慣は、世界からすれば当たり前ではないのだとか。
アフリカでは約束をしても時間通りには現れないですし、イタリアのローマでは金曜日の午後5時までにメールをお願いしますと言っても何の連絡もなく、翌週火曜日に平気で送られてくるなんてことがよくあるようです。そのため、時間通りにやってくる、期限を守ろうと努力する日本人は、“信頼される”という強みがあるそうです。
また、実業家の本田直之さんの著書「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか」(ダイヤモンド社刊)には、日本人の強みには、真面目さやていねいさ、仕事に対する集中力の高さ、情熱、美的センスなどがあると書かれています。この本ではシェフについて述べられていますが、まさに日本人の特徴ともいえますね。
これらの日本人の強み、意識して伸ばしていきたいですし、仕事などにも生かしたいですね。