映画コメンテーター・有村昆が3月30日放送の「バイキングMORE」（フジテレビ系）に出演。自身の不貞騒動に激怒したタレント・アンミカからの説教を振り返った。
3月限りでの放送終了が決まっている「バイキング」では、MCの坂上忍による「お礼参りの旅」と題した企画を実施。8年に及ぶ番組の歴史の中で、坂上が世話になった共演者たちに感謝の思いと菓子折りを届けに向かった。
かつて番組レギュラーとして出演していた有村もその1人で、一向は彼の自宅を訪問。有村は2021年5月に不貞が報じられ、3カ月間の活動自粛後、テレビ復帰1発目の仕事が「バイキング」だった。
しかし、有村が出演したのは、コメンテーターとして、アンミカ、高橋真麻、野々村友紀子といった女性陣が顔をそろえる月曜日の放送回で、「自分の中では反省してっていう思いだったんですけど、鼻っ柱をくじかれたというか」と回想。
スタジオでは、アンミカから「アホやなと。むっちゃカッコ悪いやん。なんのストレスであろうと言い訳にならない。残念。見られる人としてはやるべきことじゃない」と“公開説教”が繰り広げられ、有村は「キツかったです。今思えばなんですけど」「アンミカさんからの手厳しい‥‥今も震えますよね。めちゃくちゃ震えます。今までいろんなホラー映画とか怖い映画を観てきたけど、何よりもアンミカさんの顔が今でも悪夢になる。震え上がりますよね」などと漏らした。
一方で、「それぐらいのことをしてしまったっていう意味では、逆にバイキングに感謝してる」ともコメント。また、同日の放送を見ていたという俳優・原田龍二、元衆院議員・宮崎謙介とは絆が深まり、「今は3人のLINEグループがあります」と、女性問題を報じられたことがある2人とは通じ合うものがあったようだ。
「有村は不貞報道後、フリーアナウンサーの丸岡いずみとは離婚しており、その点ではスキャンダル後も良好な夫婦関係を続けている原田、宮崎とは大きく異なると言えます。ネット上にも、『原田さん、宮崎さんの奥様は、豪快なところもあり、許されたかもしれないが、この人の元奥様はとても繊細だったと見受けられるので、彼女のためにもメディアにしゃしゃり出ないでほしい』『大きな違いは、離婚したか、そうじゃないかなので、やはりお2人とは大きな差があるなぁという気もします』との指摘が見られたほか、『映画を語れる方って、この方しかいないのかなぁ。別にいくらでもいると思うので、新鮮な方を入れて新しい風を吹かせてもいいと思うのですが』『東出昌大、渡部建、瀬戸大也も仲間に入れてあげて下さい』『自分が悪いのにアンミカさんに対して失礼すぎる』など、いまだに有村のメディア出演には微妙な反響が飛び交っている模様です」（テレビ誌ライター）
なお、復帰後は自身のYouTubeチャンネル「有村昆のシネマラボ」の更新も再開しているが、各動画の再生回数は1000以下に留まるものが多く、苦境が続いている。
まずは映画ファンからの信頼を回復しつつ、少しずつ活動の幅を広げていくしかないのかもしれない。
（木村慎吾）
