季節の変わり目のイライラを察知!自分の“限界サイン”に気付くコツとは?
朝晩の寒暖差が大きくなって夏の疲れが出やすい季節の変わり目。「なんだか最近、小さなことでイライラしてしまう」「子どもに対して優しくなれない……」と...
40代同士の会話では小さなトゲがやがて大きな傷へと発展することも。若い頃のような露骨なマウントではなくても、日常のちょっとした会話からジワジワと効いてくる“痛い言葉”ってありますよね。そんな大人女性を傷付ける同世代からの言葉を、LINEでの例を交えながら考えてみましょう。
これは筆者の友人が同世代から言われて「グサッときた」言葉です。買ったばかりの服を着ていった場でこう言われ、遠回しに「年齢を考えたほうがいいよと言われているような気分になって落ち込んでしまった」のだとか。
もしかすると、発した本人は「若い頃みたいにそういう服が似合って(または着られて)うらやましい!」というニュアンスだったかもしれませんが、友人は「肯定的な意味には受け取れなかった」と話していました。
発した本人は悪気のない世間話のつもりでも、受け取り側が“若作り”と言われた気分になる言葉として、気を付けたほうがよさそうです。
恋愛でも美容でも推し活でも、自分が「楽しい」と思って話していることに対して否定するような返事があると気分が萎えますよね。筆者の知る40代後半の女性は、推し活旅行について話をしていたところ、同世代から「ふ~ん。私はもう、そういうの卒業した~」と言われたことを根に持っていました。
発した本人の価値観は否定できないですし、おそらくその人からするともう興味のない話題だったのでしょう。でも、そんなふうに言われてしまった知人は、「あなたもそろそろ卒業すれば?」と上から目線で言われている気がして不快だったそうです。
自分の基準を相手に押し付けるような発言は、大人世代では火種になりがちかもしれませんね。
独身で子どもがいなくて一人暮らし。もう一方は既婚で子育ての終盤に入り、家族で暮らしていた家から長男が独立したばかり。こんなふうに大人世代の女性は、同世代であってもライフスタイルが大きく変わるケースが多々あります。
一人暮らしの女性に対して「自由でいいよね」という発言は、既婚女性が何気なく口にしやすいフレーズのひとつ。しかし、実際にこれを頻繁に言われている筆者の友人は、「責任がなくていいね、気楽だねって言われている気がして複雑だ」と話していました。
言った側は、単純に「自由そうでいいな」とうらやましさを込めているだけの言葉でも、受け取った側の心理は複雑かもしれません。誰の人生にも本人しか分からない事情があるので、安易にインパクトのある単語を用いないのが相手への優しさなのかもしれませんね。
ライフスタイルや体調、精神的なゆとりにも個人差が大きくなる40代は、相手の何気ないひと言を「気にし過ぎかな」と流しにくくなる年代でもあります。女性の友情は共感で成り立つとも聞くだけに、自分と異なる価値観をぶつけられた瞬間にグサッと傷付いてしまう場合があるのです。
大人世代の会話で大切なのは“自分がどう思うのか”の本心ばかりをさらけ出すことではなく、相手が安心できる思いやりのある言葉なのかもしれませんね。
(元市議会議員・メンタル心理カウンセラー/並木まき)