「俺、したいッス」
役者としてのプロ意識からなのか、欲望に駆られての発言だったのかはわからないが、俳優・綾野剛にまたしても嫌悪感が集まる醜聞が伝えられた。
映画界におけるハラスメントの告発が相次ぐ昨今だが、6月放送の「クローズアップ現代」(NHK)で、「映画界の性暴力」を根絶していくと誓っていた白石和彌監督にも現場でのハラスメント疑惑が浮上。問題視されているのは2016年公開の「日本で一番悪い奴ら」での、出演女優の“了承なしの濡れ場撮影“である。
週刊女性PRIMEが9月4日に報じたところによれば、同作で女優・矢吹春奈が体当たりで演じた性行為シーンは当初の台本に存在せず、彼女の了承も得ない状態で撮影を敢行。というのも、直前になって主演の綾野が「監督、俺、(性行を)したいッス」と自ら進言したのが理由とのことで、矢吹には詳細を伝えず、“もしかしたらキスより先があるかも“と曖昧に知らせていただけだったというのだ。
「綾野の言葉が作品の流れを考慮したうえでの進言であったと信じたいところですが、『したいッス』とのストレートな表現や、未成年タレントへの飲酒強要と不適切行為疑惑なども相まって、世間からは『最低』『キモイなぁ』『“したいッス”でさせちゃう監督嫌だわ』といった声が上がっています。また、過去のトークイベントで、白石監督は同作での“許可なしラブシーン”に関し、『矢吹さんには申し訳なかったんだけど』と言及していたことから、よくないことをしているという認識はあったと思われます」(芸能ライター)
女性へのヤンチャな行為が立て続けに報じられる綾野だが、未成年わいせつ行為を暴露したユーチューバーで参議院議員のガーシーこと東谷義和氏も、今回の記事にすかさず反応。
「自身のインスタグラムに同ニュース記事のスクリーンショットを掲載すると、『監督も俳優もクソやなー』と一刀両断。綾野による『監督、俺、したいッス』発言にも『剛がいかに欲望のまま生きてるかわかるわ』と呆れ、フォロワーからは『俳優じゃなくて、男優やればいいのに』『艶男優に転職することをオススメしたいですね』といったコメントが書き込まれています。綾野からすれば、役者の立場からの提案に過ぎなかったのでしょうが、監督が相手の女優から了承を得ていなかったことも重なり、かなりのイメージダウンとなってしまっているのが現状ですね」(前出・芸能ライター)
ガーシーからの暴露を浴び続ける中で放送がスタートした主演ドラマ「オールドルーキー」(TBS系)は、9月4日の最終回で番組最高となる平均視聴率11.6%を記録するなど、悪評もどこ吹く風だった綾野。騒ぎもひと段落し始めた矢先での「俺、したいッス」騒動とあって、まだまだ心労を抱える日々が続くことになりそうだ。
(木村慎吾)