旧ジャニーズ事務所のタレントが出場ゼロとなったNHKの紅白歌合戦のワースト視聴率更新が確実視されている。ジャニーズ勢がゼロで「#紅白見ない」がX(旧ツイッター)でトレンド入りするほどの事態になっている中、NHK側も数字の取れる大物を引っ張り出そうと水面下で粘り強い交渉を繰り広げているという。
「ジャニーズのいない空いた枠をSEVENTEENやStray Kidsといった人気のあるK-POPで何とか埋めようとしていますが、それこそ何で韓国勢だけなのかと、これまた批判を浴び、反感を買っています」(芸能関係者)
そのホコ先をかわすかのように、デビュー50周年ということで英国ロックバンドのクイーンを特別企画として担ぎ出した。
「クイーンは来年2月に来日公演が予定されていて、その宣伝に使われた感は否めないですが、NHKとしては韓国ベッタリということを払拭するのにも都合が良かったのでしょう」(前出・芸能関係者)
クイーンの登場で多少なりとも注目され始めた紅白だが、大物狙いはそれだけではとどまらない。
「NHKがどうしても出したいと考えているのがサザンオールスターズとB’zです。福山雅治、Perfume、エレファントカシマシ、星野源、それに歌手でもない大泉洋まで引っ張り出したのは、何とか同じ所属事務所の筆頭格のサザンを出したいという思惑からと言われています。やっぱりサザンが出れば、ジャニーズゼロで逃げた視聴者も取り戻せると踏んでいるのでしょう。それにB’zにも何度もアタックしているようです。こちらのほうはなかなか出場が難しいところでしょうが、来年には朝ドラの主題歌を担当することも決まっているので、その時の布石のためにも交渉を続けているようです」(音楽関係者)
NHKは「俺らを正解にする」ことができるだろうか。