自然と恋愛から遠のいてしまうタイプの女性には共通点がありますが、その女性が悪いわけではないのです。たまたま、誰も愛さず愛されないような「恋愛の負のスパイラル」に入ってしまっているのです。
なので、もしあなたが最近恋愛から遠ざかっているようなら、セルフチェックしてみるといいですよ。自分で気付いて抜け出せたら、また恋愛体質時代がやってきますよ！
■過去に恋がうまくいかなかった体験が多い
失恋、片思い、婚外恋愛……。恋愛では自分の願いがなかなか叶わず、涙を流したことが多い人ほど次の恋愛を恐れがちです。自分では恐れているつもりはなくても、無意識のうちに「自分の恋愛はうまくいくわけがない」という価値観が根付いている場合が多いです。
■過去の失敗を繰り返しそうと思い込んでいる
失恋した人は「また失恋しそうな気がしている」と思いがち。片思いの人は「誰も自分を好きになんてなってくれない」と思いがち。婚外恋愛ばかりの人は「自分を求めてくれる人はいても本命として考えてくれる人はいない」と思いがち……。過去は過去、未来は未来という価値観を持てずにいるから、次の恋愛に踏み出せないのです。
■他人の言うことを聞かない、聞いたつもりで本当は聞いていない
「もっと〇〇するほうがいいよ」という他人のアドバイス。それを「うるさいなあ、関係ないでしょ」などとネガティブにとらえてはいませんか？ 確かに、アドバイスって余計なお世話な一面もあります。でも、ちゃんと聞いてみると「なるほど」と思える場合が多いのです。おそらく相手はよかれと思って言ってくれています。耳を傾けないのは損なのです。
■自罰的だったり他罰的だったり……ネガティブワールドに“沼って”いる
「自分がダメだからもう恋愛はできないんだ……」という自罰的な性質だったり、なんでも「あの人が悪かったのよ」と周囲のせいにする他罰的な性質だったり……。どちらのタイプの人も恋愛には向きません。本気で誰かを愛せないし、誰かから愛されません。まずは自分を好きになること。周囲の人には「悪気がないんだ」という性善説を持てること。それが恋愛体質になる第一歩なのです。
■恋愛以外のことに夢中でお金と時間を費やし過ぎている
恋愛以外の何か……例えば、趣味のアイドル推し活やサッカー観戦など、熱狂的になれる何かがある人は、恋愛がなくても寂しさを感じにくいです。なので、どうしても恋愛から遠ざかります。あなたは、好きな何かにお金と時間を費やし過ぎてはいませんか？ ときどき自分で振り返ってみると、客観的に自分を見つめ直せると思いますよ。
■1人が苦にならず、1人でどこにでも行ける。
旅行や外食など、なんでも1人で楽しめてはいませんか？ これができる女性は、どうしても恋愛から遠ざかります。だって、1人でいるのが楽しいわけですからね。誰かの本命として愛されることが、どこかわずらわしくすら感じているのです。また、マンションや家を購入するなど、そこまで“おひとりさま”が板についている人はさらに恋愛から遠のきます。
いかがでしたか？ あなたに当てはまることがありましたか？ もしこれから恋愛をしたいのなら、日々の価値観や習慣を少しずつ変えてみてもいいのかもしれません。
でも、人生はあなたのもの。一度っきり。恋をするかしないかだってあなた次第。自分で納得できる人生を歩まれてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ（パンの資格）を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。
