これまで豊川悦司が中条あやみと父と娘を演じていた「キリン一番搾り 糖質ゼロ」のCMに、7月1日から母親役に常盤貴子が加入し話題となっている。
ネット上では豊川と常盤が夫婦役を演じることに「29年の年月を経て夫婦になった2人がめっちゃエモい」「アラフォー以上にとって胸アツなキャスティング」「朝の情報番組でこのCMの話が紹介されてて『おおーっ!』て声出た」「当時14歳だった私はトヨエツの良さも常盤貴子のかわいさもわからなかったけど、40歳を超えた今、2人の良さとかわいさをひしひしと感じる」など、感激する声が相次いでいるのだ。
豊川と常盤の夫婦役にこれだけ大きな反響があるのは、1995年に放送されたドラマ「愛していると言ってくれ」(TBS系)で、豊川が聴覚障がい者の画家、常盤が女優の卵を演じ、2人は数々の苦難を乗り越えながら愛を深めていくラブストーリーだったから。コロナ禍でドラマ撮影ができなかった2020年5月31日から6月21日までの毎週日曜日には、「2020年特別版」として再放送され、作品としての素晴らしさを再確認した人が多かったことも、今回のCMで豊川と常盤の夫婦役に拍手が起こる原因の1つになっているのではないだろうか。
「愛していると言ってくれ」のような名作ドラマが、今後も制作されますように。
(津島修子)