女性スタッフへのセクハラとパワハラが発覚したタフリーアナ・生島ヒロシが1月27日、パーソナリティを務めていたTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」の2番組から降板したことを発表した。
生島が設立し、会長職を務めていた芸能事務所「生島企画室」は、同日に更新した公式サイトで生島のコメントを掲載。27年間担当してきた両番組について「私のライフワークでもありましたが、この度、TBSラジオからコンプライアンス違反があったとのご指摘を受け、降板になった次第です」とし、具体的な要因として「ひとつは、私が友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました」「さらには、朝の90分の生放送中、思わずスタッフに対して当たりがきつくなってしまったことがありました」と説明している。
また、「今後は生島企画室を離れ、真摯に自分と向き合っていく所存です」とも綴り、同事務所における「全ての役職の退任」に加え、「芸能活動を無期限で自粛させること」を併せて発表した。
「生島企画室は彼がTBSを退社した1989年に設立したプロダクション。アナウンサーやタレント、女優・俳優、アスリート、文化人など、100名以上が在籍する大きな会社に成長しました。また、フジテレビに入社する前の、現在はタレントで元フジテレビアナの渡邊渚やフジテレビ・佐久間みなみアナが大学生時代にタレントとして所属していたことでも知られ、若手の育成にも定評がある事務所です。ただ、かねて生島の周囲に対するハラスメントまがいな言動は一部で指摘されており、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏は昨年6月放送のラジオ番組『ダイアンのTOKYO STYLE』（TBSラジオ）で、生島と、生島企画室に所属する元乃木坂46・松村沙友理に関する気になるエピソードを紹介しています。いわく、TBS局舎内でたまたま生島と松村が一緒にいるところに遭遇した津田は、生島から『ちょっと、さゆりんご（松村）とLINE交換しなよ！』と言われ、困惑したと告白。そのやり取りを聞いていた松村も、横で明らかにドン引きしたようなイヤがる表情を見せていたといい、津田は『さゆりんごのほうを見たら、めっちゃ引いてんねん。社長やしさ、いろいろあって…。見たことない顔になってて』と松村の様子を語っていました。生島が何を目的に2人の連絡先交換を斡旋したのかは不明ですが、困惑する松村の意向を無視して話を進めていたというのは、立場が上の事務所会長としては不適切な振る舞いだったと言えますよ」（テレビ誌ライター）
生島の役職退任を受け、今後は同事務所の名称についても何らかの検討が行われるの可能性も考えられそうだ。
（木村慎吾）
