「芸能界のドン」と呼ばれる、通称「バーニング」こと大手芸能事務所「バーニングプロダクション」の創業者・周防郁雄氏（84）が体調を崩したことで、意外な声があがっているようだ。かねてより周防氏は「生涯現役」を口にし、自身一代限りの事務所であると語ってきたが、昨年12月に長男の彰悟氏が代表取締役社長を引き継いだ。
「バーニング」からのれん分けされた「バーニング系」事務所は数多く、たとえば昨年4月に突然休業を発表した芸能事務所「A-Team（エーチーム）」もその1つ。この事務所に所属していた吉岡里帆は、戸田恵梨香や有村架純らが所属する芸能事務所「フラーム」に移籍したが、「フラーム」もまたバーニング系なのだ。
「芸能界のドン」の体調不良により、ドンのことを父親のように慕う内田有紀が「バーニング」から独立するだろうと「デイリー新潮」は報じているのだが、「内田有紀ってまだ独立してなかったんだ！」「とっくに柏原崇と2人で個人事務所をやってるんだと思ってた」といった声が、ネット上には非常に多くて驚いた。
内田と柏原の交際は2009年末頃から始まったとする週刊誌は多い。2人は01年放送のドラマ「ビッグウイング」（TBS系）をはじめとする作品で共演。その後、内田は02年に吉岡秀隆と結婚するも、05年に離婚している。一方の柏原も04年に畑野浩子（現・ひろ子）と結婚するも同年12月に傷害事件を起こし、芸能活動を一時謹慎。06年には離婚している。
20年には柏原が内田の現場マネージャーのように送り迎えをしているなどとスポーツ紙などで報じられ、22年10月14日放送の「A-Studio+」（TBS系）にゲスト出演した内田は、柏原の名前こそ出さなかったが、MCの笑福亭鶴瓶から「ここのマネージャーがまた、ええマネージャーやねん、ホンマに。昔からよう知ってんのよね」「真ん中にいてた人や。主役をしていた人」などと言われると、お礼をしつつ「演技コーチとして、最初は一緒にやってもらっていた中で、マネージメントも一緒に現場で…」と、柏原がパートナーとして助言していたところから徐々にマネージャーとして動いてくれるようになったことをサラリと告白していた。
昨年9月22日放送の「だれかtoなかい」（フジテレビ系）にゲスト出演した時に至っては、内田から「パートナー兼マネージャー」の存在が明かされ、「私のパートナーはもともと俳優なので」「彼女、彼氏でもなく、家族ですよね」といった説明まであったため、まさかまだ内田が「バーニングプロダクション」に所属しているとは思っていなかった人が多かったようだ。
ただやはり、この誤解が誤解でなく、事実になる日が割と早くやって来るような気がする。
(津島修子)
