映画やドラマに引っ張りだこ、そしてその美しさにもますます磨きがかかる有村架純。しかし、ここ最近「急に顔がシュッとした」「フェイスラインが変わった？」という声が上がり、一部では仕事のプレッシャーが重なり、変化したのでは？と心配の声も。その“美の変遷ぶり”に、世間の視線が釘付けになっている彼女を、形成外科専門医でもある「R.O.clinic（アールオークリニック）」（東京・渋谷区）の呂秀彦院長が、専門的な視点で徹底分析！
M子：最近の有村架純さん、以前より洗練された印象ですね。特にフェイスラインがスッキリしたように感じます。
呂院長：まず、お痩せになられましたね。輪郭も、エラのラインがシャープになってスッキリされています。ただ、その影響で、頬骨から顎にかけて少し間延びした印象を受けるかもしれませんが、さらに女優らしさが増したとも言えます。
M子：急にフェイスラインが変わると、美容医療の関与が気になるところです。どのような施術の可能性があるのでしょうか？
呂院長：以前の若い頃のふっくら感を取り戻すなら、頬にヒアルロン酸や脂肪を注入することで、ふっくらした印象に戻せます。逆に、フェイスラインをシャープにしたいなら、ボトックス注射や糸リフト、頬の脂肪吸引、機械系のハイフなどが効果的です。
M子：ところで、よく「急にシュッとした！」と言われる人っていますよね。脂肪吸引とか骨切りの手術だと、術後の痛みやダウンタイムが気になるし、長いおやすみがないと人にバレてしまいません？となると、一般の方でも取り入れやすい方法はありますか？
呂院長：手軽な美容医療なら、ボトックスやハイフが人気です。より確実な変化を求めるなら、脂肪吸引も選択肢ですね。一方で、ご家庭でできるケアなら、適度なダイエットや塩分控えめの食生活でむくみを防ぐことが大切です。
M子：たとえば、急にシュッとした変化には、何かリスクもありますか？
呂院長：脂肪吸引や骨切りの手術ですと術後の痛みやダウンタイムの長さやなど有りますが、効果は大です。またボトックスやヒアルロン酸注射であれば気軽にダウンタイムもほぼ気にしないで済みます。施術をする場合は、経験値の高い形成外科専門医の資格を持った医師と良く相談して施術することをおすすめします。
X男：芸能人の変化はすぐ話題になりますよね。このような美容医療に関する噂について、医師の立場からどう思われますか？
呂院長：芸能人は常に人前に立つ仕事なので、美を意識するのは当然です。また、イメージもありますから、なるべくナチュラルな変化を求めるのは当然ですね。
M子：私もボトックスをやったことあるけど、すごくナチュラルで、翌日から仕事していました。ただ、しばらくサウナに入れなかったのだけが、もどかしかった。
X男：ボトックスは熱に弱いと言われていますが、注射後は、熱いお風呂やサウナ、激しい運動など避けたほうがいいですよね？先生。
呂院長：そうです！それくらい我慢してください！
M子：ですね（笑）
【 連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今」を追っている。
X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。
