22歳も年上のFUJIWARAのフジモンこと藤本敏史の遅刻に“激怒“した後輩がいた。「お前、反省しろよ」と厳しく糾弾する動画が公開されたのは、4月28日更新のことではあるものの、その様子が論議を呼び続けているという。
その動画は、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品がYouTubeチャンネル。同日更新の動画で、粗品は、時事ネタを取り扱う「1人賛否」企画で、4月20日放送のラジオ番組「川島明のねごと」（TBSラジオ）の収録に約40分遅刻したフジモンについて言及。開口一番に「何してんねん、コイツ」とツッコむと、2023年10月に当て逃げ事故を起こし、5カ月の謹慎を経てテレビでの活動を再開させていることにも触れ、「お前さぁ、人からオファーもらった仕事、ナメられるぐらい当て逃げの贖罪、終わってへんやろ！」と声を上げた。
その後も怒りのテンションは続き、「ナメとんのやろ？藤本クン。いや～これ、腹立つな。おもろくしてくれてる方やで？みんなが」と語ると、「お前に仕事あるの、自分がオモロイからとちゃうで？ お前に仕事がある理由はジュニアさんとか川島さんとかスタッフさんとか、周りがめっちゃ優しいからやで？ お前反省しろよ？（相方の）原西（孝幸）さんかわいそうやで」と、周囲に迷惑をかけ続ける先輩に厳しく物申した。
「相手が同じ吉本興業の大先輩だろうがお構いナシに公開説教を展開する今回の動画には、『年上の人間に対する言葉遣いを覚えるべき』『これがお笑いなの？』とする視聴者からの反応もありますが、かねてより、フジモンの謹慎期間の短さなどは批判されてきたこともあり、ネット上では、『これは言われても仕方ないかな。遅刻なんてするもんじゃないし、フジモンうるさいだけだし。当て逃げを復帰後ネタにしてるのもどうかと思う』『正直、この1人賛否は好きではないが、フジモンに関しては正論というか、言っても良いと思う。てか、粗品に言われなきゃ誰も言わないのかな？』『粗品は嫌いだけど、これには完全同意』などの賛同が多く寄せられています。粗品はフジモンの活動再開が報じられた際にも、YouTube内で“早すぎひん？”と苦言を呈しており、すでに緊張感を失いつつあるフジモンにクギを刺しておきたかったのでしょう。22歳も上の先輩芸人にこれだけの毒舌を吐けるのは吉本の中でも珍しく、賛否がある一方で、熱烈な支持を集め始めているのは確かですね」（テレビ誌ライター）
藤本にとっても釈明の余地がない“正論”だけに、しっかりと初心に戻って反省してほしいところである。
（木村慎吾）
