藤子不二雄（A）氏による日本のブラックでクスッと笑える人気マンガ「笑ゥせぇるすまん」が実写ドラマ化されることをご存じだろうか。7月18日より Prime Video で独占配信されることが決定し、今作の主人公である謎のセールスマン・喪黒福造（もぐろ・ふくぞう）を演じる役者が、衣装を着けた状態のシルエットのみ公開されているため、ネット上で話題になっている。
脚本を担当するのも、宮藤官九郎、マギー、細川徹、岩崎う大の各氏といった「面白いドラマ、映画、舞台の脚本家といえばこの人」と言うべきそうそうたるメンツが揃っているから、期待値は上がるばかりだ。
そんな脚本家のメンツを踏まえた上で、公開されているシルエットおよび15秒のティーザー映像を見た人々からは「古田新太っぽい」「古田新太か佐藤二朗だと思う」「声を聞いても誰だかわからない」「お腹のシルエットは日村勇紀だけど…」など、古田ではないかとする声が最も多く、次いで佐藤二朗の名前が挙がっている。他にも小手伸也、塚地武雅、荒川良々、秋山竜次といった名前は挙がっているが、「この人だ！」と思う決定打が見当たらない状況だ。個人的には加工された声と名刺を渡すシーンで映る親指の爪の形から「古田に1票」だが、6月25日夜7時になれば、誰が喪黒を演じるかは発表される予定になっている。
1999年放送の実写化ドラマでは伊東四朗が喪黒を演じたが、喪黒の容貌のモデルになっているのは、2016年に亡くなったタレントで政治家の大橋巨泉さんだという。
令和の喪黒福造はどれだけ「黒い」のか、楽しみだ。
（森山いま）
