【愛の、がっこう。】ラウール“ホスト”に「鬼ぴったり」大反響！出世作を予感させるSnow Manの前例

イケメン

2025/07/14 07:35

　7月10日にスタートした木村文乃主演ドラマ「愛の、がっこう。」（フジテレビ系）。Snow Manのラウールがホスト役に挑戦することで放送前から話題になっていたが、実際にドラマに登場するとSNSにはたちまち多くのコメントが書き込まれ、ホストがハマり役だと大絶賛の声が寄せられている。
　
　同ドラマは、木村がマジメな高校教師・小川愛実を、ラウールは漢字の読み書きが苦手なホスト・カヲル（鷹森大雅）を演じる。交わることのないはずの2人がひょんなことから出会い、次第に距離を縮めていくラブストーリー。主な舞台が、愛実が勤務する高校とともに、カヲルが在籍するホストクラブとあって、ホスト業界の裏側を明かすようなシーンもあり、ラストに「このドラマはフィクションです」としたうえで、「このドラマのホストクラブにおける一部表現には、違反となりうる営業行為が含まれています」などと異例の注意喚起のテロップが流れるほど、ある意味リアルに業界の裏側がリアルに描かれているようだ。
　
　そこで、光る演技を見せているのがラウール。彼が扮するカヲルは、家庭環境が複雑で義務教育も十分に受けられず、心に闇を抱えているが、コミュ力は高い。その能力をホストで生かしているわけだが、これが実にサマになっているのだ。
　
　例えば、ホストクラブでカヲルが女性を接客するシーンでは、名刺を出す仕草や飲み物を作る際の動きが完璧。第1話中盤では、愛実（木村）と親友・町田百々子（田中みな実）を接客するが、会話を進めながら手際よくドリンクを作る所作が流れるようだ。
　
　また、長身でモデルとしても活躍するラウールは、ホストならではの派手なスーツがよく似合う。当然ながら、ビジュアル的にも存在感があり、まるでホストが憑依したような自然体の演技。Xでは、「ラウールのホストとかマジで鬼ぴったりすぎる」「ラウールさんのホスト役、あまりにも自然体で上手かったです」「艶っぽさと美しいお顔と異次元のスタイルが存分に活かされたホスト役最高」といった意味の多くの激賞コメントであふれている。
　
　第2話以降は、愛実とカヲルが距離を縮める中で、周囲からの批判や非難、憎しみ、嫉妬が2人を襲う。そのあたりが、さらに話題を集め、特に若年層がメインの見逃し配信サービスで人気が出そうだ。これまで、グループがブレイクした割には、映画やドラマへの出演が少ない印象のラウール。Snow Manでメンバー同士の目黒蓮が準主役を務めた同局のドラマ「silent」（2022年）をキッカケに俳優として飛躍したように、ラウールも「愛の、がっこう。」が出世作になる可能性は高い。　
　
　今後、ラウールがどんな演技を見せてくれるのか、期待して作品を見守りたい。

（渡邊伸明）