佐藤栞里、「王様のブランチ」で番組進行が不能になるほど涙！さらに菜々緒まで涙させた「天性の素直さ」

芸能

2025/07/28 12:40

　7月26日放送の「王様のブランチ」（TBS系）でその事件は起きた。
　
　この日の放送は、8月1日公開の映画「劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション」の番宣で主演の鈴木亮平、江口洋介、菜々緒の3名がスタジオに登場。「王様のブランチ」のMCを務める佐藤栞里は、2021年7月期放送のドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室～」（TBS系）で、鈴木演じる主人公の喜多見幸太の妹で、このドラマの中で唯一の死亡者となった涼香を好演。佐藤には「もっと女優の仕事をしてほしい」という声があがったことは記憶に新しい。そんな「TOKYO MER」シリーズの劇場版第2弾となる「南海ミッション」は、鹿児島県・諏訪之瀬島で起きた噴火を発端に、島に取り残された79名の命を救うため、オペ室を搭載した特殊車両＝NK1、そのNK1を載せたフェリー＝NK0で海を渡り医療活動を行う「南海MER」の面々が史上最大の救命ミッションに挑む。
　
　喜多見（鈴木）と蔵前夏梅（菜々緒）は「南海MER」に育成指導のため出向中でこの災害に遭遇。「南海MER」チーフドクター候補の牧志秀実（江口）らとともに過酷な現実に立ち向かう。

「王様のブランチ」では映画「南海ミッション」のダイジェストVTRが流れ、それを受けたMCの佐藤は「私たちも拝見しました」と感想を言い始めたのだが「今までだったら、喜多見先生がいてくれたらとか、お兄ちゃんが来てくれたら大丈夫とか…」などと感想を言おうとするも涙があふれてきて声にならず、隣に座っていた鈴木に「ゆっくりでいいよ」と声をかけられつつ、それでもまだ涙を流しながら「今はMERのみんながいてくれたら大丈夫っていう安心感が、この作品で見られてすごくうれしかったです」などと、やっとなんとか話すことができた。

　この佐藤の涙に菜々緒ももらい泣き。目を真っ赤にして涙を浮かべていたのだが、それを見つけた佐藤が「菜々緒さん、きれいな涙…」と口にしたため、菜々緒は少し照れたような表情を浮かべた。

　生放送としての「王様のブランチ」は、MCの佐藤が涙したことで進行に遅れが出たかもしれないが、佐藤の涙が本物だったことは言うまでもない。こらえようとしてもあふれ出てくる佐藤の涙、そんな佐藤を本物の兄のような優しいまなざしで見守る鈴木、そんな2人を見守る菜々緒の目にも涙、という一連のシーンは、どんな番宣よりも多くの人々の胸を打ったのではないだろうか。特に佐藤の「天性の素直さ」は、誰の心の壁も打ち壊すパワーがあるように思う。
　
　嘘泣きでなく、本気で泣いて話すことができなくなった佐藤。「反省ノート」を毎日書いているという佐藤のことだから、泣いて話せなくなったことを反省していることかと思うが、どうか反省などしないでもらいたい。佐藤の「天性の素直さ」は唯一無二。誰にも真似できないことだから、どうかそのままでいてほしい。

（森山いま）

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