【コーチ】【勝手にテレ東批評】【ぽかぽか】犬飼貴丈「芸人から好かれる対応力と演技力の高さ」に「さしこの恋人」ポジまで手にした無双状態

イケメン

2025/10/26 12:45

10月24日放送の唐沢寿明主演ドラマ「コーチ」（テレビ東京系）第2話のメインキャラクターとなった、新宿警察署刑事課強行犯係に所属する取り調べ担当官を目指している「所貴之」を好演した犬飼貴丈。

　このドラマは堂場瞬一氏の同名警察小説が原作。唐沢演じる長髪白髪頭をハーフアップにした警視庁警務部人事二課で働く55歳の“冴えないおじさん”向井光太郎が、さまざな警察署に派遣され、つまずきを感じている若手刑事をさりげなく“コーチ”。彼らを刑事としてだけでなく、人間としても成長させていくストーリーのため、主役は向井（唐沢）でありながら、各話で様々な若手刑事がメインキャラクターを演じている。

　犬飼は18歳の時に2017年10月から18年8月まで放送された「仮面ライダービルド」（テレビ朝日系）で主役の桐生戦兎／仮面ライダービルドを演じ、若いママたちの注目を集めた。しかし同作品で「もう1人の仮面ライダー」である万丈龍我／仮面ライダークローズを演じた赤楚衛二に、役者としては大きく差をつけられた感が強い。犬飼はもっと注目されていい役者だと思うのに残念だ。
　
　一方で23年1月からスタートした昼の生放送帯番組「ぽかぽか」（フジテレビ系）では、「金曜レギュラー」として初週からずっと出演し、共演するお笑いコンビ・アンジャッシュ児嶋一哉と「いぬこじ」として親しまれている。「人を困らせてニヤニヤすることが好き」という、芸人に面白がられる変わった素顔をバラエティ番組で活かしている。
　
「コーチ」スタート前の10月14日に放送された『伊集院光と佐久間宣之の「勝手にテレ東批評」』（テレ東系）にゲスト出演した犬飼は、クランクインの日に唐沢から「第2話はキミにかかっているからね」みたいなことを“コーチされた”と明かし、伊集院と佐久間を沸かせた。撮影現場でも唐沢は、芝居のアイディアを出してくれたり、「ここはこうしたらいいんじゃないかな？」と優しく教えてくれたりするため、「（唐沢は向井というキャラクターのために）役作りをしていないんじゃないかなっていうくらい“コーチ”みたいな存在」と犬飼は説明。それでも伊集院から「正直に教えて。それは参考になるの？ウザイの？」と質問されると、「参考になります」と即答しつつ「ウザイとか言えなくないですか？」と続けたため、「言えなくなるって言うとおかしくなるでしょう？」と伊集院と佐久間を笑わせた。しかし唐沢は「自分が求めていることを的確に言ってくださる」そうで、「ボクはすごく感謝している」と言い切った時の犬飼のキラキラした瞳は、ホンモノだったと思いたい。

　私生活では昨年3月18日放送の「トークィーンズ」（フジ系）に出演したことをきっかけに、高校時代は「345（さしこ）」と剃り込みを入れていたほど“ガチファン”だった2歳年上の指原莉乃と今年に入ってから交際スタート。「オタクの夢」を叶えたハッピーな男という一面も持っている。

　ドラマや映画だけでなく、バラエティ番組の対応力も素晴らしく、「指原の恋人」という冠まで手にした、いわば無双状態の犬飼。今後のさらなる活躍が楽しみすぎる。

（森山いま）