その「収納ケース」はホントに必要?まずは「紙袋」で3ヵ月生活してみるべき理由
そろそろ本気で片付けようかなとスイッチが入ると、欲しくなってしまうのが「収納ケース」ですよね。でも、その“箱”こそが片付けを失敗させる最大の罠になることもあるんです。いったいどういうことなのか、詳しくみていきましょう。
“完璧な収納”を目指すには、まずは家にある「紙袋」を収納ケース代わりにして3ヵ月過ごしてみましょう。一見ガサツに思えるこの手法が、最強の整理術になっちゃいますよ!
“正解”が分からないうちに収納ケースを買うと失敗しやすい
片付けの失敗で最も多いのは、使い勝手を検証せずに“見た目”で収納ケースを揃えてしまうこと。紙袋は上部を内側に折り込むだけでどんな高さの棚にもフィットする簡易ケースになりますから、3ヵ月間はその場所でその仕切り方が本当に使いやすいのかを“試運転”してみましょう。
もし使いにくければ、紙袋なら罪悪感なく捨てて配置を変えられます。プラスチックのケースを買ってしまった後では、もったいなさが思考を停止させて不便な収納を使い続けることになってしまいますよ。
モノの適正量は収納ケースではなく紙袋が教えてくれる
プラスチックのケースは、頑丈で中身がパンパンになっても形を保ちます。しかし、紙袋は“入れ過ぎ”に敏感です。中身が増え過ぎれば形が歪み、破れ、使いにくくなってしまいます。
この“袋が悲鳴を上げている状態”こそが、その場所のキャパシティを超えているサイン。紙袋で生活することで、自分や家族が管理できる“本当の適正量”を物理的に体感することができるのです。丈夫なケースを買うのは、中身の量が確定してからでも決して遅くはありませんよ。
“収納の維持”という見えないコストを削減することができる
意外と見落としがちなのが収納ケース自体の掃除です。プラスチック製は静電気でホコリを吸い寄せ、角にゴミが溜まります。一方、紙袋は汚れたら捨てるだけ。
3ヵ月経って中身が定着したとき、その紙袋がまだキレイならそのままでOK。ボロボロなら、そこは汚れやすい場所か使い方が荒いのだと分かります。紙袋は、住まいの動線における“ストレスのログ”を可視化してくれるのです。
思いつきで収納グッズを増やす前に、まずは紙袋を使って自分の“生活のクセ”を観察してみましょう。3ヵ月後、紙袋を卒業して手に入れた“本当に必要なケース”は、一生モノの相棒になるはずですよ。
(Nao Kiyota)
