ピース又吉直樹 11年前の「芥川賞」受賞を回顧「M-1と一緒で忖度ない!」
「僕これマジで、絶対受賞はないと思ってた。…で、めっちゃ憂鬱でしたし…」
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が、自身のYouTubeチャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」を更新(7月16日付)。11年前の2015年7月16日、自身が書いた小説「火花」で吉報を得た「第153回芥川龍之介賞」受賞をあらためて回顧。憂鬱であり、受賞はないと考えていた興味深い理由を明かした。
「何が憂鬱かっていうと、日本を代表する作家たちが選考委員としていらっしゃるんで、その人たちに読まれるって、ホンマに『M-1』の決勝で、レジェンドたちにネタを見られるみたいな怖さなんですよ。…自分が何年もかけてやってきたことやったらまだわかるんですけど、初めて書いて…『芥川賞』『直木賞』っていろんな誤解があるんですけど、僕が受賞したことによって、またその誤解が一部で大きくなってるかもしれないですけど、あれマジで忖度ないんで。なぜなら、選考委員のメンツ見てください。メンツを確認して、その人たちが書いてる小説を読んでください。忖度するはずがない。なぜなら、自分たちの文学における価値観を持ってて、何をおもろいとするか、『M-1』と一緒です」
厳しめバイアスかかることはあっても絶対ユルくはならない
一方、選考委員同士でも、この作品を推すあの選考委員は「終わったな」といった感情のぶつかり合いすらあるという。そして、
「逆忖度はあったとしても」として、「芸人が書いたやつ、芸能人が書いたやつ、話題になってるやつ、そんなの獲らしてたまるかいって、厳しめバイアスかかることはあっても、絶対ユルくはならないです…」とも。
又吉が受賞した2015年芥川賞の選考委員9人の顔ぶれも、宮本輝氏、高樹のぶ子氏ら多くが芥川賞、もしくは直木賞ほか著名な文学賞を受賞している大作家だ。
又吉のご意見には実に説得力がある…。
(所ひで/YouTubeライター)
