芸能
2026/08/25 11:00
厚労省が「ママがもうこの世界にいなくても」とのタイアップを中止!疑問だらけの“がん当事者を置き去り”企画に批判殺到
芸能
2026/08/25 11:00
厚生労働省が8月24日、川口春奈主演の映画「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」とのタイアップ中止を発表した。同作は、21歳でステージIVの大腸がんを宣告された遠藤和さんの実話を映画化したもの。夫・将一さんと支え合いながら結婚、出産を経験し、24歳で亡くなるまで懸命に生きた姿を描いた作品だ。
厚労省は同19日、AYA世代(15~39歳)のがん患者や家族が利用できる制度をまとめたガイドの周知を目的に、映画との連携を発表。「AYA世代のがん患者とご家族が利用できる支援やサービスを周知するため」として、全国のがん診療連携拠点病院などにポスターを掲示する予定だった。
ところがネット上では、治療を受けている患者が通う場所に、死を連想させるタイトルを大きく掲げることへの反発が続出。
30代で子宮頸がんと子宮体がんを経験したタレント・原千晶も、24日に自身のXで「死を連想するタイトルの映画とのコラボはあまりにも配慮に欠けていませんか?」と苦言。「何のために辛い治療を頑張るのか?答えはただ一つ 生きるためです」と訴えていた。
映画が伝える「家族愛」「命の尊さ」とは別問題
こうして厚労省は「患者さんやご家族等の皆様に対し、不快な思いをおかけしました」と謝罪し、送付済みポスターの回収、特設ページとSNS投稿の削除を決めたのだった。
今回の件について、芸能関係者は「発表段階から、がんと闘う当事者を置き去りにした企画だと感じていていた」と語る。
「映画が伝える家族愛や命の尊さと、タイアップの不適切さは別問題です。このポスターを見た患者がどんな気持ちになるのかという視点が、完全に抜け落ちていたのは明白。厚労省の担当者が、作品の内容を把握していたのかすら疑わしくなってきます」(前出・芸能関係者)
支援を周知するはずが、当事者を傷つける結果となってしまった。
(塚原真弓)
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