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芸能
2026/09/19 07:00

内田有紀にとっての「意外なアイドル」とその影響力は主演ドラマ「ラストノート」に反映されたか

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2026/09/19 07:00

 9月17日に最終回を迎えた内田有紀主演ドラマ「ラストノート」(フジテレビ系)。葵(内田)に対して嫉妬に狂っていた優子(坂井真紀)は、中学時代の同級生で現在はタクシードライバーの岩村(平原テツ)と結婚してわかりやすくハッピーになった。同じく葵に嫉妬をぶちまけた莉奈(桜井日奈子)も、澄晴(寺西拓人)の幼なじみの龍太(草川拓弥)からの片想いを受け入れてわかりやすくハッピーになったが、葵と澄晴のカップルだけは「わかりやすいハッピー」ではなく、なんとなくモヤッとする「一応ハッピー」で終わったため、ネット上では視聴者から批判の声があがっている。

 キュンキュンする恋愛ドラマというより、絵画商法と呼ばれる、高額な絵を買わせるための悪質な勧誘員をしていた、いわば詐欺師のようなことをしていた澄晴が真っ当に生きるようになった「更生ドラマ」のように見えてしまった人が多いことは、非常にうなずける。私の目にもそう見えたからだ。

「怒りを爆発させたセリフ」がデビュー直後の自身に刺さって…

 主演の内田は、9月9日放送の「めざましテレビ」(フジ系)にVTR出演した時に、自身にとってのアイドルのような存在として山崎努の名前を挙げ、特に1983年放送のドラマ「早春スケッチブック」(フジ系)で放った名ゼリフを聞いて「あれ聞いた時に電気が走って」と目を輝かせた。そのセリフとは、山崎演じる写真家が「お前ら、骨の髄までありきたりだ!」と怒りを爆発させるセリフだ。

 この脚本は、山田太一さんが書いていたのだが、内田はこの時の山崎のセリフを芸能界にデビューした直後に聞いたといい、「あたし、ありきたりだなって思ったんですよ」とその当時の自身の「葛藤」を振り返った。

「ラストノート」の最終回は、内田演じる葵以外の優子と莉奈のハッピーエンドは気持ちよく見せてもらった。それに対して葵だけは煮え切らないハッピーみたいなエンドだったことは、確かに「ありきたり」ではなかった。しかし、できれば最終回の“大ラス”は、手をつないでいるだけでいいから、もっと楽しそうでありきたりなハッピーエンドを見せてほしかった。

(森山いま)

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