女優のアリッサ・ミラノ(44)が自身の元マネージャー、ケネス・ヘリーに1000万ドル(約11億円)を求めて起訴した。アリッサは、以前ビジネスマネージャーを務めていたヘリーとその会社である「ヘリー・ホファー・アンド・カンパニー(HHC)」による信認義務の過失と違反、盗難、詐欺のため、自身と夫のデイブ・バグリアリが多額の借金を背負うこととなり、経済難に陥ったとして、ヘリーと同会社を訴えた。
ヘリーはアリッサの請求書や所得税などを支払うことになっていたものの、業務をおろそかにしていたとされている。また、アリッサの保険に関しても必要な対処を怠っており、アリッサの偽造サインを使い、多くの依頼人と混合するなどし、3年以上で300万ドル(約3億3000万円)もの貸付金を装っていたようだ。
ザ・ハリウッド・レポーターが入手した公式な法廷書類では、「本件では、エンターテイメント・マネージメント会社ヘリー・ホファー・アンド・カンパニーによる重大な過失および法律違反行為に起因している。それにより、依頼人に多額の借金を背負わせ、信用を失う結果となった」と書かれている。
夫デイブとの間に5歳の息子マイロ君と2歳の娘エリザベラちゃんを持つアリッサは、家賃滞納の知らせを受け、さらに集金会社から電話を受けたことで、経済難に陥っていることに気付き、昨年7月にヘリーを解雇している。
またアリッサとデイブはその他の支払いも滞納していたことから、その罰金がおよそ50万ドル(約5500万円)にもかさんでしまったと報じられている。
本件に関して、ヘリー側は未だ反応じていない。