「わにとかげぎす」(TBS系)で連続ドラマ初主演中のくりぃむしちゅー・有田哲平が、8月10日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)に番宣もかねて出演した。同ドラマで「38歳未経験」というイタいキャラを熱演中の有田、役者「初体験」のほうは緊張しまくり。しょっぱなから度肝を抜かれたまま、収録に参加する日々のようだ。
「有田はああ見えて実は人見知りする性格です。演技経験もなく、心配するムキも少なくなかったんですが、お笑い芸人で役者もこなす芸達者が多い中、チュートリアルの徳井義実がバラエティ番組で頻繁にドラマモードに入るのを見て有田も興味津々だったとか。1年前にオファーを受けて時間を調整、ようやく出演時間を捻出して挑戦したドラマ出演だけに頑張りも半端ではなく、スタッフやキャスト約100人が勢ぞろいした初顔合わせでこそ緊張していたものの、その後の台本の読み合わせでは、台本を頭に叩き込んでいたといいます。番組でVTR出演した『水曜日のカンパネラ』のコムアイも有田の超マジメキャラに仰天。ヒロインの本田翼も現場で有田が監督の要望に余裕で応え、NGなしの優等生ぶりを発揮する姿を絶賛していましたよ」(芸能ライター)
番宣だけに、番組では有田を持ち上げまくり、調子に乗っていた有田だが、後輩の芸人にあたるMCの有吉弘行に「足をすくわれる」一幕もあった。2人の私服を比較する話題になった時である。
「有吉はケチで貯金大好きで、おしゃれにまるで興味がなく『着られればいい』がモットー。一方、有田は親友のネプチューン・堀内健から『ファッションモンスター』と評されるほど、こだわりのものしか身につけない派で、行きつけの六本木ヒルズで爆買いするほどだそうです。なのに洋服、帽子、バッグに至るまで2人の私服姿はそっくりだったことが明かされた。有吉はスタイリストが持ち込む衣装を買い取って普段着にしていたんです。手間も時間も金もたっぷりかけた有田の悔しがりっぷりといったらなかった。有吉の鼻高々顔が目につきましたね」(スポーツ紙記者)
ある意味、有吉の「マメキャラ」が裏目に出たとも言えそうだ。
(塩勢知央)