2月6日、NHKの音楽番組「うたコン」に小室哲哉が登場した。これは1月19日の引退発表後の初めてのテレビ出演だった。
小室は浅倉大介とのユニットに歌手のBeverlyが参加したPANDORAfeat. Beverlyで生演奏を披露。引退については直接語らなかったが、パフォーマンスを終えると「すごく楽しかった。ありがとうございました」と感慨深げに語った。
この放送を見ていた視聴者からは「やっぱり小室サウンドは私の青春だわ」「涙が出ちゃった。引退して欲しくないな」「この曲いい。才能は枯れてないと思う」など、小室の引退を惜しむ声が相次いだ。
ただ、「あれ?引退したんじゃなかったの?」「引退するする詐欺?」など引退したはずの小室の姿に違和感を覚える人もいたようだ。
「小室さんは『受けている仕事はまっとうする』と引退会見で語っています。このユニットでの出演は以前から決まっていたことだし、まだ受けている仕事もある。ただ、以前はツイッターで仕事についてつぶやいていたのが、引退会見以降は更新はなし。約束した仕事はするとしても、完全に引っ込んでしまった印象はあります。
演奏している小室さんは元気がないように見えました。不貞が疑われた相手が心の拠り所だったとしたら、今は残された仕事が支えでしょうか。しかし仕事が完全に終わったとき、小室さんは何を頼りにするのでしょうか‥‥」(エンタメ誌ライター)
小室サウンドを愛し、支えられたファンはたくさんいる。仕事が一段落したらゆっくり休憩し、いつかまた元気な姿を見せてほしい。
(笠松和美)