普通の旅行にはちょっと飽きた。いつもと違う旅をしてみたい。旅先で新しい出会いがあったらな。そんな人に今オススメなのが、ゲストハウスを利用する旅。
ゲストハウスはバックパッカーなどが利用する素泊まりの宿。キッチン、トイレ、シャワールームなどを共同で使用し、アメニティや食事はホテルや旅館のようには揃っていないけれど、ホテルや旅館と違って格段に安いのが大きなメリット。
だいたい1泊2000~4000円程度で泊まれてしまううえ、リビングやダイニングなど共有スペースで他の利用者たちと交流ができるのも面白いんです。
また、最近のゲストハウスは、女性の一人客が増えたこともあって、清潔感や安全性への配慮が高まっていたり、オシャレな空間づくりにこだわっているところも増えてきています。加えて、外国人観光客が増加していることで、共有スペースで国際交流もできてしまうことが多いのだそう。
そんなゲストハウスの中でも、オシャレで女性が使いやすいゲストハウスを紹介します。
■Tanga Table(北九州市)
「北九州のまちの隠れた魅力を、旅する人に伝えたい」という思いで始めたというスタイリッシュなゲストハウス。初心者でも安心な女性専用のドミトリーや、プライベートな空間で眠れるダブルベッドルームなど、部屋タイプはさまざま。宿泊施設だけでなく、地元食材を使った料理が楽しめるカフェ・バースペースも。
■TIME PEACE APARTMENT(札幌市)
http://tpa.spirallife.jp/top.html
築40年の一軒家をリノベーションしたゲストハウス。男女相部屋と女性専用の2種類のドミトリーがあり。ソファでくつろげる落ち着いたリビングやカフェバーでは、宿泊者同士でつい話が弾んでしまいそう。
■toco.(東京)
http://backpackersjapan.co.jp/
台東区にある築90年の古民家を改装したゲストハウス。おばあちゃんの家のような懐かしい日本の庭と縁側、障子の扉など「和」の情緒たっぷり。自由にくつろげるリビングは19時からはバータイムとなり、宿泊者以外の人も利用可能に。
■箱根ねんねこや(箱根)
昭和スタイルの民家をDIYでリフォームしたゲストハウス。ドミトリーは女性専用と男女混合の2部屋。茶の間にはちゃぶ台が置かれ、フリードリンクコーナーもあり。徒歩数分の場所には温泉もあるので、セットで楽しめますよ。
■ruco(山口県萩市)
「人と街をつなぐ宿」として2013年にオープン。男女混合、女性専用、個室の3タイプの部屋があります。併設のカフェ&ラウンジは木の温もりあふれるオシャレな空間。メニューも地元企業のドリンクなどを中心に、萩の味を堪能できるんです。
一人で行くもよし、友達と行くのもよし。今年はゲストハウスを中心に、いろいろな地域の人々とふれあうことを目標にする、そんな新しい旅をする一年にしてみてはどうでしょうか。