昭和から平成に至る日本社会の変遷を背景に、天才講師とカリスマ経営者の出会いが産んだ“ある塾”とその家族の半世紀を描くNHKのドラマ「みかづき」。同ドラマは、作家・森絵都氏原作の同名小説を映像化、人気俳優・高橋一生と実力派女優・永作博美のW主演であることも話題を呼んでいる。
「高橋は、後に天才的な塾教師として世に知られるようになる大島吾郎役、永作は塾に子供の理想を求めるカリスマ塾経営者のシングルマザーで、後に大島と結婚する千明役を熱演しています。永作は今48歳ですが、10歳も年下である38歳の高橋と並んでいても、なんの違和感もなく、ドラマを見た視聴者からは『永作博美可愛い今幾つよ？』『永作博美、年齢不詳すぎる』など、変らぬ美貌に称賛の声が上がっています」（女性誌記者）
その一方で、高橋にはなんだか“残念”な声が上がっている。
「1月26日に放送された第1話は現代が舞台で、彼らの孫・一郎（工藤阿須加）が就職活動の面接を終え、祖母・千明の危篤の知らせを受け、病院に駆けつけるシーンがありました。白髪に老人メイクを施した高橋と永作が登場したのですが、ツイッターでは「白髪ヅラ、コントかと思った。笑」「高橋一生じいちゃん声が若いって白髪ふさふさwなんか全体的に志村けんのコントか」など、その不自然さにツッコミを入れる声が噴出してしまいました」（芸能ライター）
しかも、ツッコミどころはそれだけではない。高橋は「白髪の高橋一生って麿に似てるな」「白髪ウィッグの高橋一生って麿感あるな」など、やたら“麿”のキーワードが飛び交っているのだ。
「ここでいう“麿”とは、元NHKアナウンサーの登坂淳一のこと。登坂は局アナ時代、その容姿から“麿”の愛称で親しまれていました」（前出・芸能ライター）
現在、「ワイドナショー」（フジテレビ系）などにコメンテーターとして出演中の登坂。かつては性的ハラスメント問題で、騒動になったことも記憶に新しい。
「実は登坂アナと似ているという声は、高橋がNHK連続テレビ小説『わろてんか』に出演している頃から、『白髪交じりの伊能さん（高橋一生）を見て元NHKの登坂アナを思い出す』といった意見が寄せられていました」（前出・女性誌記者）
もし、また老け役の依頼が来たら、髪型には充分気をつけて欲しいものだ。
（窪田史朗）
