脳の60%は油でできている!細胞が喜ぶ「いい料理用油」3選

「油」と聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちですか?食べる油の場合、「太る」「コレステロール値が上がる」など、悪いイメージをお持ちの方が大半ではないでしょうか?

 そんな悪者扱いの油ですが、実は身体の中ではすごく大事な働きをしています。油が大きな影響を与えている部位として、たとえば脳みそ。脳みその組織は水分を除くとなんと60%が油分でできています。

 他にも、1つ1つの細胞。細胞を包んでいるのは細胞膜という組織ですが、これは油で構成されています。

●美肌にも油は必要

 ダイエット中に肌がかさかさになった経験がある方もいらっしゃると思いますが、ダイエット中に「油を抜くこと」は細胞がいい状態で作られなくなります。

 特にビタミンA類は脂質に含まれる栄養分で皮膚の粘膜を作る働きがあるので、油が足りていないと肌荒れにもつながりますので要注意。

●大事なのは油選び

 脂質が悪者ではないとわかったところで、いい油と悪い油をしっかり分けて摂取する習慣をつけていきましょう。今回は摂るべき油についてお伝えします。

【オメガ3オイル】

 油の種類は大きく分けて3つ。オメガ3・6・9の3種類です。

 その中でもオメガ3の脂肪酸は最重要。人体で合成ができないので、食物から摂る必要がある必須脂肪酸です。食品から摂る場合はDHAやEPAという脂質で魚(特に青魚)に多く含まれています。あとは植物性の油だとα-リノレン酸という成分でアマニオイルやエゴマオイル、ヘンプシードオイルが有名です。独特の青臭さがありますが、加熱で壊れてしまうので、ドレッシングに混ぜるなどそのまま摂るということがとても大事です。

【摂りすぎに注意したいオメガ6オイル】

 こちらも体内で作れない油なのですが、いわゆるサラダ油はこのオメガ6オイルで、外食や加工食品はほとんどこのオメガ6脂肪酸が占めているので、逆に摂りすぎになりやすいオイル。加熱にも強いので揚げ油にも使いやすいです。ごま油、こめ油あたりが栄養価と価格のバランスで一番おすすめ。

【普段使いならオメガ9オイル】

 こちらは体内では合成できますが、コレステロール値を下げる働きもあり、加熱料理にも使いやすいオイルです。代表的なのはオリーブオイル。いろんな料理の日常使いにおすすめです。

 たかが油ですが365日の積み重ね、以外と侮れません。ぜひ一度料理油を見直してみましょう。

(安藤恵美)

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