ドロドロのW不貞愛で話題の波瑠主演ドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)。主人公・渡辺美都(波瑠)は、彼女を一途に愛する夫・涼太(東出昌大)を裏切り、初恋の相手・有島光軌(鈴木伸之)と不貞関係になる。しかも、その妻・麗華(仲里依紗)は妊娠中だった。美都は、その事実を有島と関係を結んだ後に知るのだが、麗華が出産したのちも逢瀬を続けるのだ。
妊娠中の不貞ほど妻にとって屈辱的なことはない。家では妻の体をいたわる素振りを見せながら、外に性のはけ口を求めるからこそ、不貞の中でも“ゲス中のゲス”といわれるのだ。
妊娠妻のいる男と不貞にハマる波瑠も、役を演じているだけで世の女性からバッシングを受けているが、実際の“被害者”はこのドラマをどんな思いで見ているのだろうか。
例えば、今年3月に離婚を発表したタレントの小倉優子。その原因は、元夫でカリスマ美容師の菊地勲氏が、小倉の妊娠中にあろうことか小倉の後輩タレントと不貞にはしったからだと報じられている。
カメラマンと再婚した女優の安達祐実は、前夫のスピードワゴン井戸田潤との長女を妊娠中に、井戸田の不貞密会がスクープされた。その怒りはいかばかりだったろう。
ペナルティのワッキーは、銀座の夜の嬢と3年におよぶ不貞関係を続けた。しかも知り合ったのは、子供が生まれる1週間前だったというから恐れ入る。
「とくに小倉はまだ心の傷が癒えていないので、『あなそれ』を見る気にもならないかもしれません。たとえ見ていたとしても、怒りの矛先は不貞夫の有島というより、夫をたぶらかした美都(波瑠)に向かうでしょう」(女性誌記者)
さて、「あなそれ」は涼太が有島に対し反撃行動に出る。どんな泥仕合が展開されるのか注目だ。