芸能
2026/07/10 17:30
フジテレビ「夫婦別姓刑事」騒動で「恋愛ドラマ制作中止」が“根本的に間違っている”理由
芸能
2026/07/10 17:30
フジテレビが、2027年1月期に予定していた月9ドラマの企画を唐突に変更したと、7月10日付の「スポニチ」が報じた。当初の予定では、男女の恋愛模様をコミカルに描く作品で、主演を務める男性俳優はすでに決定。ヒロインのキャスティングや脚本作りも進んでいたが、同局上層部が「このタイミングで恋愛モノを放送するべきではない」と判断し、企画にストップをかけたという。
発端となったのは、6月23日に最終回を迎えた同局の火9ドラマ「夫婦別姓刑事」をめぐる騒動だ。7月1日、W主演の佐藤二朗と橋本愛による撮影現場でのトラブルが報じられ、佐藤側は内容に反論。7月7日には、フジテレビが説明文を出したことを受けて、佐藤は「僕は心から、もうフジとは関わりたくないです」とまでSNSに投稿していた。
今回の「恋愛ドラマ制作中止」の判断についてテレビ関係者が語る。
「報道を見る限り、フジは問題の根本部分を驚くほど理解できていないと見受けられます。佐藤と橋本を巡りトラブルに発展したのは、決して男女や夫婦を描いたことではありません。さらに『月9』は、長年にわたってフジの恋愛ドラマを象徴してきた枠。現場からすれば、上層部が責任を回避するために、すでに動き出していた企画を犠牲にしたと映るでしょう」
「単に炎上しそうな題材から逃げただけ」と見られるか
必要なのはジャンル変更ではなく、制作体制の見直しだ。
「キャスト同士の身体的な接触があるシーンについて、事前にどこまで合意を取るのか。要望や懸念を誰が集約し、監督や共演者にどう共有するのか。さらにトラブルが起きた時に、制作側の誰が間に入るのか。そうした手順を整えないまま、恋愛ドラマだけを避けても意味がない。同様のトラブルは、医療モノや刑事モノでも起こり得る話です。恋愛ドラマに絞った制作中止は、単に炎上しそうな題材から逃げただけと見られても仕方ありません」(前出・テレビ関係者)
「月9」の看板までも傷つけかねない大迷走となっているようだ。
(塚原真弓)
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